木南晴夏のスタイルの良さとめるるのかわいさのおかげで珍しくテレビドラマをリアルタイムで完走出来た。グループ4番手5番手の中途半端なジャニタレを使ったりしなかったのも良かった。めるるのキスシーンはイライラしたからいらなかった。
序盤に魅了された明るい展開よりは、後半は少しどんよりした感じになって、結局は大したオチも無く終わってしまった。原作無視で、誰かと結婚してハッピーエンドとかわかりやすく締めてほしかった。
今回の問題。いくら原作通りならドラマ化OKと約束したとしても、テレビ局の事を信用するのがそもそも間違ってる。24時間テレビの募金のネコババ事件はスルーして、所属する会社の社長の重大な性加害問題にだんまりの40歳近くのキャスターを使ってる報道番組を垂れ流してる会社を信用してはいけなかった。予算、時間、スポンサー、事務所ありきのキャスティング等、どう考えて納得出来る作品に仕上がる訳が無い。池袋ウエストゲートパークみたいなのは奇跡。キングのキャラの真逆の改変なんか奇跡的な事。
漫画や小説のドラマ化なんて販売促進のツール程度と割り切って考えないと、今後もこういった揉め事は起き続けると思う。実際、ドラマのセクシー田中さんを見たから原作が気になったし、余裕がある時に読んでみようと思ってた。で、実際に読んだ時に、ドラマと違っていろんな主義主張が詰め込まれた内容だったんだなと気付けたら、それで良かったのだろうと個人的には思う。
死ぬほどの事かとニュース見た時は思ったけど、命をすり減らして作った魂の作品を蹂躙されたら死にたくもなるよなとも思った。けど、お気持ち表明をしたら、相手にファンネルが飛んで予想以上の事態になるのはわかっておかないと。
演技頑張ってた木南晴夏とめるるがかわいそうです。原作者がかわいそうなのは当然として。
