おやじ太鼓 第2部の21の情報・感想・評価

エピソード21
第60話
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ポレポレ

ポレポレ

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鶴家のインターフォンが鳴るが、誰も出ない。運転手 黒田(小坂一也)が入ってくる。 2階を掃除していた お敏(菅井きん)。黒田は亀次郎(進藤英太郎)や武男(園井啓介)を送り終えると帰されるらしい。愛子は自由が丘に買い物に行き、午後からは知人の結婚式に出席する予定のようだ。 自分を「おばちゃん」と呼び、昼食に食べたいものをあれこれとうるさく注文する黒田にうんざり😮‍💨な お敏。ただ、「そんなだから奥さんに逃げられるんでしょうよ」と言うと静かになる……。 徹夜明けでヘトヘトな敬四郎(あおい輝彦)が帰宅。シェフ見習いになるはずが、人手が足りないからとポーター業務に就かされたらしい😅。 コーラを取りに隣に行った黒田がなかなか帰ってこない。蜜豆を届けにきた待子(春川ますみ)に聞けば、ちゃっかり食べ始めているらしい。お敏はつい嫌みを言うが、さすがに悪いと思ったのか煙草🚬を1本置いて戻る。 なぜか亀次郎が早くに帰宅。今日はもう戻るつもりもないらしい。心配になった待子が世話を焼くが、亀次郎ははぐらかす。 世間のような舅(姑?)vs.嫁のような関係にならず、お敏とも仲良しな待子を褒める亀次郎。敬四郎を呼び、待子の唯一の欠点ともいえる好き嫌いの多さの訳を話す。 待子は幼い頃に父を亡くした。母親は朝早く仕事に出かけ、夜遅くまで働くように。待子は弟と2人での食事がほとんどだったが、子どもにできる支度といえば干物や卵🥚を焼いたり、出来合いのお惣菜を買ってきたりと限られていた——。食べ慣れていないこともあってか刺身はいけるが煮魚はだめ、ビフテキなど贅沢すぎて縁が無かったという。 頼まれていた広間の掃除を手隙になった お敏に押し付け、自室に籠った黒田。用があるらしい亀次郎が訪ねると、使用済み切手を封筒や葉書から切り出していた✂️。養老院建て増しのため、前職のマンション管理人の頃から行っているという。黒田の意外な一面に驚きつつも亀次郎も一緒にチョキチョキ。 義父の早すぎる帰宅を心配し、会社の武男に電話する待子。——屋台営業だった頃からの行きつけだった中国料理店の店主が亀次郎をはじめ大勢から騙すように金を借り、夜逃げしたらしい。信用していた相手に裏切られてショックを受けたようだ。 気分転換に東名高速を走らせながら、黒田の身の上を聴く亀次郎。信用していた妻に逃げられ、いっぱいかわいがっていた子どもも妻を選んでしまったらしい。人生なんかつまらないとクサクサする黒田と、そんなことを言うなと叱る亀次郎。2人の前には雄大な富士山🗻が現れて……。
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