ねるねるねるん

すべての見えない光のねるねるねるんのレビュー・感想・評価

すべての見えない光(2023年製作のドラマ)
4.0
フランス北西部ブルターニュ地方の城壁に囲まれた港町 サン・マロを舞台に、第二次世界大戦下 ドイツ軍から逃れる親子と、ラジオ短波 13.10の放送で結ばれた人たちの物語。

町を占拠していたドイツ軍を撃退するためアメリカ軍の爆撃を受け、実際に旧市街の8割が破壊された港町はとても美しく、ドラマ全編を通してその様子が描かれます。

戦争の凄惨な姿はあまり描かれず、どちらかと言えば戦時下を舞台としたファンタジー作品でした。ともすると現実離れをしそうなお話しを主人公の盲目の少女と、マーク・ラファロ、その他の俳優陣の演技でとてもリアルに表現されていて、全4話 あっと言う間に見終わりました。

やっぱマーク・ラファロの出演作は外れがないなあ
観賞後は幸せな気分になれます。ところどころ突っ込みたくなる部分もあるけれど、作品全体としてはとても良い作品でした。
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