このレビューはネタバレを含みます
またやりやがったバカリズム。
サスペンスとコメディが入り組んだ構造、章立てで進んでいくが、途中はその章立て自体が面白くなってきて、まんまとしてやられている気持ちに。
展開も多く、なんでもないように散りばめられた伏線も、キレイに回収されてお見事。
なんだそういうことか、と腑に落ちた瞬間にまた次と怒涛も怒涛。
確かにコンシェルジュはいなかったし、ソファの下は掃除できなかったし、人形落としただけであのでかい物音。。。なるほどなるほど。
平岩紙さんもさることながら、菊地凛子さんの、誰でもない芝居は見事。オーラを消し去り、鼻が赤くなるほど鼻水を噛んで、スーパー惣菜を孤独に口に運ぶ様子は見事でした。
その他全員、役者陣もハマり役でした!