昭和の親父が令和(2024年)にタイムスリップしてしまうというありそうでなかったというかクドカン脚本じゃないと作れなそうな作品。
働き方やコンプラ、ハラスメントなど令和の現代社会でつまらなくなった世界を昭和の親父が突っ込んでいく様が面白くて毎回笑っていました。肝心なことはセリフにしてしまうと普通のドラマになってしまいますが、ミュージカル風にすることでやんわりとなり説教くさくならなくて今の若い人にもすんなり受け入れてもらえそうでした。
ストーリーの方はスタートダッシュが物凄く序盤から詰め込みすぎて、終盤までこのペースでいくのか!?と思っていたのですが、市郎と純子が阪神淡路大震災で亡くなるということが分かったあたりから余生を楽しもうみたいになり物語のペースが落ち着いてしまったかなぁと感じました。でも、凄く面白く感動した場面も多々ありました。