しょう

不適切にもほどがある!のしょうのレビュー・感想・評価

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
4.0
昭和(1986年)と令和の不適切な部分をあぶり出す物語。昭和の不適切さは言わずもがなで、令和の過剰なコンプライアンスにも一石を投じる構成になっている。

令和、昭和の時代背景をちょっと誇張した描写がとても面白い。令和のシーンで「ビーフンなんか食わなくったって死なないよ!」というセリフに「あくまで個人の見解です」というテロップが付いてたりして、コンプライアンスをディスる強気なドラマかと思った。でもなんか違った。

このドラマはどの時代も必ず不適切な部分はあるのだから許し合う気持ちを持とう。というメッセージが込められてたように思う。

余談ですが
古代ギリシャの遺跡に「最近の若者は・・・」と若者を嘆く言葉があったそうです。ちょっと笑える。結局いにしえからこんな言葉は続いてきたし、これからもずっと続いていくのでしょう。。。
しょう

しょう