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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!の445のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい作品に毎話泣かされた。
昭和ラスト生まれの30代半ば、部下を持つ立場として泰造さん側に共感しながら観てしまった。一緒にアップデートした3カ月間、学びが多かった。

最終話の古池さんの言葉、繰り返し観てしまうほど響いた。
「生きていると良いことも悪いこともあるなかで鈍感になっていき、感動もなくす。人生の醍醐味を味わいたいなら自分に慣れないこと。自分や人を雑に扱わないこと。向き合うこと。まだ若いんだから」
「ああいうよく気がつく子を、私らが出世させてあげないといけないね」

何もかもがハッピーエンドにならなかったことも良かった。上手くいかないこともあるけど、それでも今日は文句なし、そういう日々を増やせればいい。

泰造さんのお芝居が素晴らしく、他のキャストの皆さんもとてもハマっていた。
自分の価値観で物事を判断しそうになったとき、思い出したい作品。
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