久しぶりに全話しみじみと観ることができたドラマ。アマプラのサムネイルから奇異なオカルトを想像していたので、良い意味で期待を大きく裏切られた。
死ぬことの意味を死をもって理解するという着想が独特の上、そのレベル？が段々とアップしていくというのもまた巧妙。オムニバス的な12人の死を演じるキャストが豪華で演技は確か、知らぬ間に引き込まれてあれよあれよという間に観終えてた感じ。この12人の絡ませ方が実に絶妙で、回収もしっかりしてくれるので全体の構図もすごく分かりやすくて良かった。
生きることと死ぬこと、それぞれに対して本質をついていて、ベタではあるけれどなかなかメッセージ性の強い骨太さを感じた。
そして久しぶりのパクソダム。役が役だけにそう感じたのかもしれないが、まだ本調子ではない様子。大好きな女優さんだし早く完全復活を遂げて欲しいと切に願います。
