このレビューはネタバレを含みます
「僕はずっと怖れてきた。」
ドラマを通してその台詞が1番印象に残った。
生きてくことは大変なことも多くて、やっぱり怖いんだよね。みんな。
と言っても怖がってることはまだ起きてもないことで、
起こるかどうかも分からない不確かなこと。
不確かなのに怖がってるんだよね、私達。
その得体のしれない何かを怖れて、美しい何かを掴みそこねている気がする。
主人公は、人生というもののエッセンスを
何度か繰り返す色んな人の人生の中で感じていく。
とてもよく出来たドラマ。
ただこのドラマにあまり暴力的な要素は要らなかったと思う。
12人もいらなかったかな。
7人くらいで、もっとコンパクトに纏めたら、多分もっと感動してた。
色々詰め込みすぎて大切なことが散らばってしまった感じ。
それはここ最近韓国ドラマを見ててよく感じることなんだけど。
映画にするととてもいい題材なんじゃないかと思った。
でも最近見た中では1番良かったドラマです。