なにわ男子が出演しているドラマは最後まで見ることを自分に課しているため最後まで見ましたがかなり辛いものでした。
登場人物や設定が痛いなと感じるもの多かったです。ダサいあだ名や、時代錯誤のリーゼント、安っぽい着ぐるみ、仲間の死を糧にしてしまい反省がない、客観的に見ることができない、、。
あと素晴らしい作品にない要素、酷いエキストラが随所で見られ興醒めしました。
学生たち、携帯が使えなくなり困惑に陥る一般の人々、ニュース放送。好意的に捉えるならば、現実と誤解されないために解離させたかもしれませんが。
作品を作り上げるのに、細かいところまで気を抜いてはいけないと思うので、個人的にかなりマイナスポイントでした。
製作者にも出演者にも海外ドラマの24見てほしいかもと途中思いました。挑むって本気ってああいうことじゃ、、と。
この作品を好きな人、『天気の子』好きそうかも。
分断を扇動し単純な大人vs俺たちの構図に飲み込まれる。
周りへの愛や感謝なしに、分別もなしに「大人」と十把一絡げで攻撃対象にするのは、ただ喚いている子供のようで、とても稚拙に思えました。
金髪で、自信満々で態度デカくて何かやってくれそうな風貌なのに、裏をかかれることばかりで拍子抜けでした。
江口洋介の存在感、演技とても良かった。
社長室にある屏風は洛中洛外図屏風で良いのでしょうか。織田信長的なスケールが大きく、常識にとらわれないことをやってのける豪胆さが出ている感じがしました。
だが情で演技力に圧倒された戸塚純貴さんも良かった。
世間知らずの子供たち…を大の大人が脚本でこんな風に描くのって、子供たちを舐めてるのか、自分がそういう子供だったのか、それとも真に理解しておらず争いや対抗図を描く時に単純構造でこうなってしまうのか。脚本の力不足が否めないと感じました。
本当にこれが良いと思ったの？出演者たち…世間体があるかもしれないけど本当にこれを良いと思ってるなら価値観合わないから悲しいです。
