主人公は横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏。中学生の時に検事の父を亡くしたことをきっかけに、母の故郷長野県に移り住み、そのまま地元大学の法学部に進学。そこで知り合った4人の、仲間と共に司法試験に向け苦楽を共にする一方、恋に、喧嘩に、友情にと、キャンパスのある長野県の雄大な自然に包まれながら、生まれてはじめての青春を謳歌し、その絆を深めていた。しかし、司法試験資格のためのロースクール入試を間近に控えたある日、事件が起こる。ある人物の死、それが彼らの運命を大きく狂わせていく。私たちともだちでいようね、永遠に、という仲間との約束を一瞬にして打ち砕いた運命の事件、それから12年の月日が流れ、舞台は長野から横浜へ。32歳、念願の検事になって6年、そんな奏の前に、あの事件以来消息不明だった同級生が現れ、再び過去と向き合うことに。数多くの謎に包まれた大学時代の事件と対峙したことを切っ掛けに、新たに見えてくる20年前の父の死の真相、そして仲間たちの秘密の顔と、恋人との再開と、一見バラバラにみえる出来事がやがて一本の線で繋がったとき、物語は思いがけない方向へ突き進んでいく・・・主人公が封印していたはずだった青春時代の光と影、抗えない運命のなかでも自分の意思を貫いて突き進む奏の姿を描く、20年の時をかけたサスペンスラブストーリー。
最後に行きつくまで時間がかかったけど、ラストはビックリするほど一気に解決。報われた人もいれば、苦しんだ人もいる。何がベストだったのか。
テレビ朝日毎週火曜夜9時
2024年4月~
オリジナル作品
https://www.tv-asahi.co.jp/destiny/