Netflixにて
昨年末からクリップ📎してたが勢いで一気見。
過去映像の前編カラー化版。
ヒトラーに酔いしれるドイツの生々しさ、軍国日本の生々しさに驚いた😳
端的に言うとアメリカ、イギリス、フランスに加え、今は民主主義陣営に加わったドイツ、日本、ポーランドのユダヤ人に関して、かっては敵国、共産圏だったがお互いこんな背景ありましたよね、とカラー化された当時映像で振り返るのがメイン
ドイツ人、日本人の生存者が数多くコメンテーターとして登場、長らく敵国とされてきた側の考え方をフェアに論じており、ある程度落ち着いて見れた。
日中戦争に関する取り扱いはなし。ある意味中国完全スルーで驚く。
ソ連は軍功者のじいさんと婆さんが勲章ぶら下げて出てきて今でも勝ちに酔ってる人々(だから今でもロシアは戦争してる⁉️)的な語り口。
ソ連軍がポーランド手前で足を止めドイツとポーランドレジスタンスで殺し合いさせてたって話、ホントなんだろうけどかなり悪意感じた。
これも今の地政学反映かな。
かなりポーランド偏重なのも、今ではウクライナとともに西側最前線なので恣意的な感じはした。
これまでサイパン、沖縄、神風は狂気の沙汰、原爆は戦争やめるための正義扱いされてきたが、日米双方の視点でかなり冷静かつ客観的に語られていたのが良かった。
戦地でも差別受けるアメリカ軍の黒人の戦車部隊話も印象的。
被服がみすぼらしくボロボロな日本人と降伏してもかっこよい軍服来てるナチスの差もかなり衝撃的だった。島国日本と違いヨーロッパ占領してたから材料はあったということか。
ベルリン陥落の少年兵はジョジョラビット感半端なかった。でも英語でなくちゃんとドイツ語でした。
かなり斬新映像、かつ、現在の仲間諸国同士は認め合おう的な新たな地政学意識した目線のドキュメンタリーだった。