ぶみ

ノンレムの窓 2023 冬のぶみのレビュー・感想・評価

ノンレムの窓 2023 冬(2023年製作のドラマ)
3.5
夢なのか?それとも現実なのか?

バカリズム原案による日本テレビ制作のオムニバス。
『ノンレムの窓』シリーズ自体は第五弾となるようだが、初鑑賞。
森七菜主演『野崎さんの夢』は青春ドラマ、滝藤賢一主演『れんあいそうかんず』は親子のドラマ、斎藤工主演『デスゲーム』はスリラーという全くジャンルの違う三本で構成。
一本目は、承認欲求を連呼するバカリズムの脚本と森の可愛さが全開、二本目は、幼稚園に通う娘の恋愛模様に翻弄される滝藤演じる父親、そして三本目はデスゲームの主催者側である斎藤と蓮佛美沙子が参加者に翻弄されるという内容となっているが、個人的には娘がノートに毎日描いてくる恋愛相関図に一喜一憂した挙句、ラストの切れ味も良かった二本目がツボであり、流石、脚本がヨーロッパ企画の二人だなと納得した次第。
気楽に観ることができるシュールなコメディとして悪くない一作。

頂きますよ、あなた方の残りの人生を。
ぶみ

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