ふむふむ

少年は世界をのみこむのふむふむのネタバレレビュー・内容・結末

少年は世界をのみこむ(2024年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作はオーストラリアが舞台の小説らしい
確かに表現が小説地味ていると、所々で感じる

前半は劣悪な環境との、後半は大義との闘いを描いたものだと思う

殺人、薬、差別が蔓延る地域で暮らす少年兄弟
翔ねんは大切なものを奪われながら、危険を冒しながら、家族と弱さを支え合いながら、家族を守るために麻薬を売る。
これは「悪」なのだろうか
少年はただ居場所を守ろうとしている

ベトナム系のマフィアのダンもそうだ
マフィアとしてしか生きられない
これは悪と言っても良さそうだ

ではラスボスである悪いカーネルサンダースはどうだろうか
彼は大きな目的のために人々を利用し、破壊し、奪っていく

だがどんな大義があろうと必死に生きている者にとってはたまったものではない
そんな黒幕に少年が立ち向かう物語
「僕たちはここでしか生きられない」
ただ居場所を守るために
ふむふむ

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