ななつ

殺人者のパラドックスのななつのレビュー・感想・評価

殺人者のパラドックス(2024年製作のドラマ)
4.0
中途は微妙かと思ったんですけど最終話に至りチェ・ウシクもソン・ソックも素晴らしくて感動してしまった
映像と音楽のセンスがよくお話の構成もよく出来てましたね
ナイト・シャマラン監督の「アンブレイカブル」を思い出しました
映像の編集の力が強いのでともすれば俳優の演技は埋もれてしまうことになりかねないと思うんだけどやはり韓国俳優陣たちは踏ん張りが違いますね
ほんと素晴らしかった


原題は「살인자ㅇ난감」丸の部分は空白を表しているんですって
살인자は殺人者とか殺し屋
난감は漢字で難堪(ナンカン或いはナンガンと読む)意味は困難な目に遭うこと、苦労すること
わたしの持ってる翻訳アプリでは「殺し屋 困りごと」となりましてこれはなかなか良い感じと思いますね
邦題と英題にあるパラドックスは逆説という意味であってドラマの内容とはちょっとズレているのではと思いました
そして난감の先頭に장をつけた장난감はおもちゃという意味の単語です
ソン・ソック演じる刑事の名前(チャン・ナンガム)が変だというはこれが理由です
で原作漫画は「殺人おもちゃ」って翻訳されてるんですがどうもこれ正解な気がします
多分原題の空白の丸はパッチムのㅇでもあるんですよね
そうだとすると「살인장난감」と読めるってことなんでしょう
ハングルのこういうダジャレのようなことは全くわからないのでほぼわたしの妄想です
漫画読んで内容を確かめてみようと思います
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