二十五、二十一に並ぶオールタイムベスト。人生振り返ってもまれに見る熱量でのめりこんでしまった。
財閥の三代目社長ホンヘインと、彼女と運命的な出会いをして結婚することになった地方出身の一庶民でありながらもイケメンで秀才な弁護士ペクヒョヌ。しかし、結婚生活はまるで地獄のようだった……。粛々と離婚の準備を進めるペクヒョヌだったがいざ離婚を提案しようと思ったその日に、ホンヘインから余命三ヶ月であることを告げられる……。
というところからはじまるロマンティックラブストーリー。設定がなかなか新鮮で(新婚夫婦が離婚しようとするのは『リコカツ』がまぁ近いけど)、かなり2話あたりから引き込まれる。とはいえ、余命に記憶喪失とストーリーに散りばめられてる展開それ自体を取り出すと結構既視感のあるものばかり。言ってしまえば韓国ドラマ王道なんだけど、それでも装いが新しくて凝っていて、全てが新鮮な気持ちで見れた。
この作品を好きな人ならわかると思うけど、キムスヒョンとキムジウォンがすごい。脚本的にも魅力的なキャラクターがこの二人の演技力でとてつもない天文学的な魅力を発揮してた。この作品の魅力のほとんどはこの二人の登場人物の魅力的によるところだと思う。大好きで心から幸せになって欲しい。またすぐ会いたいと思える愛おしさ。これに中毒になった。今もどこかでしれっと二人は幸せに生きてるんじゃないかと思うし、そうであって欲しいと心から思う。
