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One Day/ワン・デイのアのレビュー・感想・評価

One Day/ワン・デイ(2024年製作のドラマ)
4.0
1話が短くてでもぎゅっと内容が詰め込まれていて、どんどん入り込んでいった。同じ日を切り取って進んでいく感じも日記を見ている感覚があって、好きだった。映画版も見てみたいと思う。
デクスターの人間性や感情には、ほとんど共感できなかったが、女性目線で見ていると、エマの強がる所や勇気を出して本音を話す所、分かっていても離れられない所、とても共感できた。彼女の感情の表現の仕方が妙にリアルで、苦しかった。彼女が書いた小説、隅々まで読んでみたい。
大いなる遺産の「人生のある1日がなければどれだけ違っただろう」という言葉がこの作品にぴったりで、心に沁みた。たかが1日、されど1日。一つの選択で未来への道は変わっていく。頭に刻み込まれた記憶はいつまで経っても変わらない。良いも悪いも色褪せることはない。
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