普通に青春の1ページを描いたいい話だった
ただ、勝手な個人的感想なんだけど初回から期待しすぎてしまった。村崎（田鍋梨々花）が過去の人(転生やタイムリーパー)じゃないかというミスリードの匂わせをいっぱい仕込んだ制作陣にまんまと騙された……
村崎が喫茶店で間違えてメキシコのお札を出したって光（矢花黎）が言ってたけどあれって昭和の500円札（岩倉具視のやつ）じゃないかなと思わせたり(500円札はメキシコの500ペソ札と似てる)、村崎と光が授業中、手書きメモでやりとりしてたけど、あれはまだ転校してきたばかりだからLINE的な交換してないからかと思ってたけど村崎がスマホを使えない昔の人だから昭和的な伝言をしてると思わせたり、
みんながスマホの動画観てたとき村崎は画像が小さくて分からないって言ってたし（スマホのピンチアウトで拡大出来ることを知らない）完全に昔からタイムスリップしてきたと思わせる演出だらけだった。
なので時空を転生した壮大なファンタジーを期待したんだけどそれが無くて逆の意味で「え？」ってなった。
先生（小島聖）が学生時代に好きだった同級生の村崎が何らかの原因で亡くなり現代に転生。村崎は現代の小島聖に言えなかった想いを伝えるためにやって来たと思ってた。
で現代の主人公達3人は転生した村崎との出会いを切っ掛けにお互いの恋愛観、友情などの考えが変わりより深い関係を築く……先生（小島聖）との心残りを達成した村崎はいつの間にか消えていた……とかを勝手に想像してた……
こんな感じの感動を期待しすぎてしまいそうじゃなかったのでちょっとガッカリだった
