機密情報の入った赤い鞄を探して公安捜査官木島と中条が外国料理屋を巡るグルメドキュメンタリードラマ。
例によって先行する『孤独のグルメ』と比較しての特徴は
①モノローグはあるが主役が公安捜査官2人②必ず外国料理屋が舞台③店の人は役者でなく本人④その国の風習や関連施設が出てくる
といったところでしょうか。イメージ的には『相棒』テイストです。
主役である木島はなんと元NHKアナウンサー登坂淳一氏で今作は初主演。そのためか蘊蓄に説得力がありました。捜査のために回った先で情報収集も兼ねて飯を喰らうという発想は面白いしなかなか外国料理を食す機会がない者としては情報番組としての価値もあるかと思います。
ただ配信では2話までしか視聴できず、2話時点での個人的な感想としては無理に刑事要素入れなくても良かったのではといったところ。池上彰氏とアナウンサーという体で各国の政治文化等の蘊蓄を入れた外国料理屋巡りだったら面白かったのではと妄想してしまいました。
