あーる

モンスターズ:メネンデス兄弟の物語のあーるのレビュー・感想・評価

4.0
✔事件が起こった舞台は1989年…
裕福な兄弟は両親を殺害する。
なぜ両親を殺した?
どんな子供時代を過ごした?
どんな両親だった?
裁判で何を語った?
そして現在は?
ということが語られていきます。

当時、兄ライルは21歳、弟エリックは18歳です。

✔前作、ジェフリーダーマ―とは
全く違う狂気に満ちた演技で。
目が離せなくて、とにかく早く
最後まで見終わってしまいたい😵‍💫と
必死に視聴しました…😂
そしてその後2日間くらいは
本作を思い出して「うううぅ😮‍💨😮‍💨」となる。
面白い、楽しいドラマではなくて
とにかくしんどい😇笑

✔ドラマ内で少し触れられるのですが
同時期に起こったOJシンプソンの事件…
ドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー」を
見てた人はわかりやすいのですが
アメリカの裁判、法律、陪審員制度とは…
と頭の中でぐるぐる考え込んでしまう。
だって選ばれた陪審員が
有罪、無罪のみならず死刑まで
決めてしまうんだもん。
ドラマ内でも言ってますが
「どれだけ陪審員の同情を買うか…」
OJシンプソンの時もそうですが
「真実」とか「嘘」とかじゃないんですよね。
もう本当に多方面に怖かった。
アメリカは更に政治の流れや、
人種も絡んでくるから本当に複雑。

✔ストーリーが二転三転、
嘘が本当だったり、
本当だと思ってたことが嘘だったり…
正直、ストーリーじたいはそんなに
面白味が無く、全9話長い。
でもとにかく兄弟を演じた2人の
演技がすごすぎるのと
父親役のハビエル・バルデムの
愛情と威圧が混ざった複雑な演技で
とにかく圧倒される😭

✔ちょっとネタバレかもしれまんが、
私が印象に残ったところは
兄弟が両親を殺しておきながら
「愛していた」と何度もくり返すシーンが
まだドラマの冒頭だったので
めちゃくちゃ響いたわ。

✔実際の事件ベースらしく、
どこかやりきれない、心に残るモヤモヤと
最終話に文字で語られる後日談が、
私は好きです。

🌟⸝⸝次回、第3弾のモデルとなった
エド・ゲインとは…🌟⸝⸝
知りたい人だけ…↓

✔1950年に実在した連続殺人鬼。
殺人だけでなく
墓を掘り遺体を盗んでその皮を剥いで
仮面やランプシェイドを作っていた人物。
ぎええええ、、、😐😐🙄
ジェフリーダーマ―の時の
あの狂気に満ちた生臭さがリアルだったので…
これは見るの勇気いる😭
見るけど。
エドゲインは過去に「サイコ」
「悪魔のいけにえ」「羊たちの沈黙」の
バッファロー・ビルのモデルとされる

🌟⸝⸝
内容、、というより
俳優さんの演技が
素晴らしく☆4に。
あーる

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