Z世代のひとりごと

9ボーダーのZ世代のひとりごとのレビュー・感想・評価

9ボーダー(2024年製作のドラマ)
1.0
Xで高評価だったけどここにきて安心した、19歳29歳39歳と3人の主人公が用意されてるからこそ、それぞれの世代にグッサリ共感させるような描写があるかと思いきや、昭和の人間が想像した歳下が描かれてるだけだった
「バリキャリ」に憧れる20代なんて想像以上に減っているし、そんな自立した女性がこの不安定な時代にヒモに「俺のこと好きになっていいよ」なんて言われてまんまと惹かれる物語なんて共感できなさすぎる。
幸せの多様性を背負ったドラマかと思いきや想像以上にありがち男女もので、なんだかなあ…この作品で見なくても他の作品で十分得られる栄養だという感想❗️

あと他の方も指摘している「ホワイトハラスメント」の単語への違和感。
セクハラパワハラモラハラ以外単語として浸透してないから出てきた瞬間リアリティなくて冷めちゃう。
『◯◯ハラスメントっていれとけばそのワードを皮切りにSNSで実体験語り出す人がいて盛り上がるっしょ👌』って感じ。
この時代にホワイトであることに落胆する若者なんていないよ。

架空のラブコメか共感モノなのか、どっちにも振り切れてなくて違和感

このキャストで、着飾る恋には理由があっての期待もあった上で、この安さは残念

(松下洸平が無条件に許せる方ならスルスル見れるのでは。)