なずな

ケの日のケケケのなずなのネタバレレビュー・内容・結末

ケの日のケケケ(2024年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


當真あみちゃんホントすき

自分をご機嫌にできるのは自分
自分をご機嫌にするための部活?

感覚過敏までではないけれど
急な大きな音や強い光
雑踏のさまざまな音や声
外からの刺激は皮膚感覚で
神経や鼓膜へとダイレクトに
刺すような痛みに近く感じたり
少し分かる部分があった(´・-・`)

そういう感覚に覚えがないひとの
自分の知る、思う当たり前から来る
無理解や普通という概念の押付け…
良かれという勘違いの横暴

よく、自分の機嫌は自分でとる!!
なんて思ったりするけれど
それって結構余裕がないと難しい

まず外に出て1つひとつの事がままならず
高校生活が始まるや否や難題が重なる…
校則に乗っ取ることが出来なければとか
嫌なら相応しい場所移れ、転校をとなど
言い放つ生徒や無理強いしようとする先生
手本となるべき先生すら差別的な態度
こういう人達はどこへ行っても一定数
存在しており同じような言葉を放つ
主人公はそんな横柄な言葉に対して
ルールですしね…考えておきます。と
譲歩のない相手にも柔軟な返答をする

みんな、みんながそれぞれが違う
いろんな考えや置かれた立場や
自分自身の事情を抱えて生きている
彼女はそれを痛みを常に進行形で感じ
闘い知っているから人にも求めない
安易に肯定も否定もしない
できない、から、なのかな…

誰も悪くないってしんどいですね…
この1行を思う

家族のなかでも苦しみ
時間をかけてようやく確立したスタイル
その家族の変化にも根気よく耐え続け
周りの理解を得ようと悩みもがきなから
少ないながらも仲間や味方を見つけ
周囲との繋がりを絶たず静かに分かち合い
前向きに進むそんな主人公が眩しかった

耳を塞いだから聴こえない訳じゃない
目を閉じたから見えるものもある

なかなか…
現実はもっと峨しいだろうなとか
残念だけど思ってしまった
今の学校社会、実際はどうなのでしょう
現実もこのドラマに少しでも近く
と、言うよりもっと
みんなが生きやすい場所である事を願う
なずな

なずな