はれ

55:15 Never Too Lateのはれのネタバレレビュー・内容・結末

55:15 Never Too Late(2021年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

🇹🇭55歳の男女5人が、なぜか15歳になっちゃって『どうしよう😖💧』ってなるスタート。

戸惑いながら、15歳としての人生を歩んでいき、その中で55歳の元の姿に戻る方法をみんなで探す。

若くなったことで、肉体的に衰えた部分が蘇ったりして良いこともある。
でも現代の15歳の中で生きていくには流行りのものが理解できなかったり、スマホの機能が分からなかったりと苦労も多い。

若者の気持ちを理解するために、55歳の自分には絶対出来なかった、思いきった行動をしてみる事で新たな発見をしたりする登場人物を観て、めちゃくちゃファンタジーだけど興味深く観られた。

中でも一番印象に残ったのは、堅物の女性教師。
ガンに罹患し、高齢の父親との2人暮らし。そんな彼女に想いを寄せる親子ほど年の離れた青年との絆。
彼女は55歳の元の姿となった事を知らずに死んでしまうんだけど、15歳の姿の時に、他の誰よりも思いきった行動をしていたように思う。
ずっと真面目一筋で生きてきた彼女が、彼女の中での『悪い事』をやってみる。また教師の立場で悪い事をした生徒を叱ってきたけど、そこにはその生徒達の良い部分を見ずにいた事も知ったし、若い男性から想いを寄せられても、年齢差や世間の常識を考えて受け入れなかったけど、15歳になってみて自分も彼を想う気持ちがある事を素直に受け入れたし。
悔いの残らない人生を生きられたのではないかと思う。

Khaotungが歌うostも良き🎵

Nanonは上手いなぁ。改めて思った!
はれ

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