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錦糸町パラダイス~渋谷から一本~のnnのレビュー・感想・評価

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空気感よい。
錦糸町ら辺に住むちょっと冴えないキラキラもしてない人たちのベタつかない下町人情物語。
主人公がどれなのかわからないが
車椅子になりバスケを諦めた3人組が掃除屋さんをしながら近所や常連カフェやら依頼してきたお客さんやらとの人間模様。
ローカルラジオがスパイスになっている。

あとは主題歌かな!血反吐をはくように必死で子供を育てるシンママの歌詞が切ない、毎回冒頭やラストで流れて心えぐられる。KEMURI?NOROSHI?なんだっけ?
って思ったらMOROHAだった。

ほっしゃんが下町の謎のおじさんじいちゃんを怪演。寿命が300年。

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人は瞳から瞳へと旅をする
人は瞳から瞳へと旅をする
人は瞳から瞳へと旅をする
この瞳にあなたが宿る

ここじゃない場所なんてないんだよ
だって あたしが立つ場所が『ここ』になるんだもん
炊事 洗濯 仕事に育児 生活は少しだって 待っちゃくれない
ひたすらにフル回転 働いて 生まれたばっかりの我が子を守る為
髪を結んで短く切る爪 俯かないで 前を向け睫毛
出ていった旦那に未練なんてないよ あったってそこには未来はないよ
惜しまない愛情 この子を守り養い
「パパが欲しい」だなんて言わせやしない
同情はいらない 舐められたくない絶対 意気込んで 多めに 炊く白米
あたし何一つ 諦めてない 「必死で生きてる」ことは不幸じゃない
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