The Eclipseの2の情報・感想・評価

「俺みたいな人間に近づくと、どうなるんだ？」 「(誰かを）好きになる気ないの？」とワットに聞かれたアックの暗い表情は何度見てもやるせなくなる。どうか怖がらないで、アック。普通のことだよ。 このエピソードで一番好きなシーンは、歴史の授業で議論になる場面。ワーリー先生相手に一歩も引かないアーヤンがかっこいい。そして、あんな凄みのある演技ができるKhaotung くんは更にかっこいい。このシーンを見るたび、タイの歴史についてもっと知りたくなる。 次のシーンでカンに剥き出しの敵意を向けられて立ちすくむアックには泣きそうになった。言い訳しようとせず、ただ死刑宣告を待つような表情と喉の動きに苦しくなる。いつか見捨てられる日が来ると、分かっていたみたいな振る舞いをしないでほしい。悲しくなるよ。 どうしてFirstくんは、不安の淵にいるような演技があんなにも上手いんだ。 (これはドラマだから便宜上"演技”という書き方をするが、特に「The Eclipse」についてはキャラクターたちの振る舞いを”演技”だと思ったことはない。私の最推しで主演のFirstKhaotung はもちろん、役者陣が上手すぎて、演技には全く見えない状態。内容の面でも、私は”現実の話”だと思って、この物語を追っている)。 大好きなワットについても。彼は天性のバランサーだと思う。いつも間に立ってくれてありがとう。映画公開決定の情報を見た時の反応がオタクムーブすぎて共感の嵐。私も推しの来日発表を見るとあんなふうになるわ...。