灼灼風流~宮中に咲く愛の華~の40の情報・感想・評価

エピソード40
愛の結末
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あらすじ
追い詰められた長公主が劉琛を刺そうとしたその時、驚鴻が間に入り、刃を自分の体で受け止める。驚鴻は、全ての罪を自分一人で負うと言って、そのまま長公主の胸に抱かれて息を引き取ってしまう。敗北を悟った長公主は、玉座へと向かうが…。陰謀を防ぎ、再会を果たした議政王と灼華。議政王は灼華に永遠に離れないことを誓う。
コメント1件
KANSOU屋

KANSOU屋

このコメントはネタバレを含みます

ドラマ全体を通しての感想です。 一応、ネタバレかもしれないので、未視聴者さんはご注意願います⚠️ このドラマ、負の感情少なめで、私好みなんだけど、いかんせん、主人公たちがあまり好みじゃなかった…。 おふたりとも美男美女だとは思うんだけど、男主は松平健に似てると思ってしまい、多分実年齢よりだいぶ老けた印象で観ていた。(実年齢も設定年齢も知らないけど、アラフィフなイメージ) 女主も雛人形みたいにお綺麗だけど、整ったお顔立ちとは裏腹に序盤はあざとさたっぷりだし、頭が良くてキレ者なんだけど、愛嬌のある表情が、私の目には違和感という風に映ってしまって、なかなか慣れなかった。 どっちかっていうと、男主の従者とか女主の侍女の方か好みの顔だったかな? 侍女はかなりストライクゾーンだったけど、役柄は侍女で良かったかも。 あの可愛らしい顔で、官吏もちょっと違うと思うし。 主人公たちのラブシーンは、ちょっと親子ちっくで萎えたかな…。 あと、ネタバレ感想になるけど、いい人だと思っていた公主がとんでもなく悪い人だったのでちょっと気分悪かったけど、配役は素晴らしいと思った。 前半の女神のような姿も違和感なかったし、後半の強欲で自己中な感じもとても似合っていてよかった。 公主に一途な女主の同期の沈殿もお顔はあまり好みじゃなかったけど、でも、目を引いたし役柄もとても良かった。 でも、私がこのドラマで一番惹かれたのは新しいほうの王かな? 皇子の頃は短気で顔以外の魅力を感じなかったけど、王に即位してからは、落ち着いてたし、女主への想いを持ちつつ結局伝えられないまま、でも、最後までいい人だったのは、むっちゃ切なくて思わず惚れてしまった。 (なんなら、男主亡くなって、王様に…っていう展開もちょっとだけ期待しちゃったよね…。) 落ち着いた雰囲気を出したかったのか、王になってからの抑えたトーンがまた、色気があって良かった。 最後の小箱いっぱいの銀子は泣けるほど切なかった。 途中、もうちょっと女主の取り合いみたいないざこざがあるのかと思ったけど、そうでもないあたりがまた、このドラマの魅力だったかも。 王様に幸あれ!と願わずにはいられない最終回でした!