このレビューはネタバレを含みます
小森洸人(柳楽優弥)は、自閉スペクトラム症を持つ弟の美路人(坂東龍汰)と2人暮ら
だが、ある日「ライオン」と名乗る男の子が家の前に現れる。
最初は警察に引き渡そうとしたが、ライオンと3人で暮らしながら、なぜこの子が自分の家に来たのか探っていく。
次第に昔一時期一緒に住んでいた姉の愛生(尾野 真千子)がライオンの母親とわかる。
愛生とライオンが夫の橘祥吾(向井理)にDVされていて逃げるために偽装死を装ったため、祥吾から2人を助ける。
後半は小森家のこれからの話。
洸人はずっと弟と一緒にいたが、事件も解決しふと1人の時間ができたことでこれからの人生を考え直す。
そして大学へ行き学び直すことに。
美路人もいつまでも1人ではないと同僚の言葉や兄の頑張る姿を見て、グループホームで暮らす決意をする。
愛生は近所の寅じいのお店で働き、愁人(ライオン)は小学生になる。
最初はなぜライオンが逃げてきたのか、なんで警察に引き渡さないんだ、とか現実的なこと考えていたけれどドラマとして面白かった。
最後はただ橘祥吾から2人を守るで終わらせずに小森家のこれからで終わったのが良かった。
橘祥吾もちょっと可哀想な人生だからそこの詳しいアナザーストーリーとかあったら面白いのかも。