アンヘルが瓦礫の下敷きになった翌日、被災区域への立ち入りは軍によって制限されていた。建物が倒壊したＣＯＮＡＬＥＰでは、ペピンと学生たちが耳の不自由な女性アリシアの甥捜しを手伝うことに。一方、翌年のＷ杯開催が危ぶまれる中、イグナシオとギレルモは迫りくる余震の情報を公表するかどうかの決断を迫られる。

反逆的な若者ヴィクトリアは、祖父の反対を押し切って家業用のタクシーで街へ向かい、支援活動を開始する。病院では、カルロス医師と看護師たちが秩序を維持するために奮闘。一方、瓦礫の中ではアンヘル医師が意識を失っていた間に見た悪夢を思い出し、本当は夢ではなかったのではと混乱する。さらに、カミラは長い間避けてきた人物に電話することを決意する。

アンヘルは救出されたものの、長く下敷きになっていたことでトラウマを抱えていた。ＣＯＮＡＬＥＰでは、ペピンとボランティアたちの元へようやく応援がやってくる。一方、ヴィクトリアは外国人ジャーナリストのジャックを連れて病院に到着。彼はカミラと会ったことがあるようで、役立つ存在になりそうだった。そんな中、夜の訪れとともに余震の脅威が増し、無防備な人々に襲いかかろうとしていた。

余震によってさらに建物が倒壊し、救助活動はますます困難を極める。そして混乱の中でアンヘルとはぐれたイグナシオは、何とか彼を捜し出そうと奔走する。一方、カミラはエルナンデス大佐と部下たちが隠す真実を暴こうと手がかりを追っていく。さらに、希望が失われかけていたＣＯＮＡＬＥＰでは、瓦礫の下にまだ生存者がいることをアリシアが必死で皆に伝えようとする。

アリシアはまだ生存者がいると信じる場所へペピンと鉱員たちを案内。甥のエセキエル発見に少しずつ近づいていく。病院では、医師たちがロサリオのすぐそばまで到達したところで困難な障害に直面。工具の調達が必要になる。一方、カミラはコモサマとドーバーの助けを借りて、軍に盗まれた医薬品を病院に戻す計画を立てる。

エルナンデス大佐はカミラを拷問して真実を吐かせようとするが、カミラはジャーナリストとして必死に抵抗する。一方、人知れぬ決意を胸に奇妙な行動を取り始めたイグナシオは、ついにアンヘルと再会する。また、看護師たちは瓦礫に埋もれていた仲間に別れを告げる。さらにヴィクトリアはアリシアと甥を病院に連れていき、ペピンとチャヴェの間を取り持つ使者となる。

アンヘルがビデオテープを回収すべくカミラと共に街へ出かけた一方で、イグナシオはギレルモを脅迫して大統領との面会を求める。総合病院では、１つの不注意によってさらなる大災害が迫っていた。そんな中、軍は皆に別の場所へ避難するよう強く要請。ヒルダは避難を拒む者たちを率い、軍に抵抗する。

アンヘルは病院での出来事を聞き、避難の混乱の中で必死にカルロス医師を捜し回る。カミラはジャックとヴィクトリアにビデオテープを託し、アメリカ大使館へ向かわせる。イグナシオの行方について知る者はいなかったが、妻のイレーネは彼に何か恐ろしいことが起こったと直感していた。そんな中、総合病院で火災が起きたという知らせがＣＯＮＡＬＥＰに届く。

アンヘルは命の危機に瀕するカミラに緊急手術を行う必要があるが、救えるかどうか確信を持てずにいた。また、エルナンデス大佐が兵士たちに皆の避難を急がせようとする一方、ヒルダ率いる市民たちはますます抵抗を強めていく。さらに、ペピンはチャヴェと再会し、鉱員たちと共に救助活動に参加する。総合病院の瓦礫の中にはまだ生存者が残っていたのだ。

総合病院では緊張感が最高潮に到達。政府が被害の激しい地区の瓦礫をブルドーザーで一掃する決定を下したため、過酷な救助活動の成果が全て失われる危機にあった。さらに、部下の不服従に怒り暴力を振るうエルナンデス大佐に対し、アンヘルが立ち向かう。