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エピソード05
第5話
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マテ

マテ

このコメントはネタバレを含みます

じゃあ過去に戻る前の世界が本来の世界で、やり直した後の出来事はグレートの夢に過ぎなかったと? 同級生の死とターム先生とのデート(仮)あたりはそれでよくても、1話のおばさんの死亡やネーンの銃殺は防がないと、殺し屋の依頼(=グレートの“4分”の原因)と内部告発(=殺し屋依頼を決意させた要因)に繋がるからおかしなことになる。どういうことなんだ?! おばさんの事故死、おばさんのお見舞い(ターム先生との出会い)、同級生の暴行死、ターム先生とのデート、ネーンの死、殺し屋襲来..あと何かあったか? というか諸々一度無視して、”やり直したいこと”を走馬灯でやり直したと考えた場合、"ターム先生の誘いを断ったことが入っているのかなり、なんというかしんどみが深いよね、後悔が重くて。ああ、あの時一緒に出かけていればなぁ、と死に瀕した走馬灯の中で思ったわけでしょ、つらい。 あるいは逆の可能性もある。本来の世界が“やり直した後”で、“4分前”はグレートの試行錯誤とか。あの時おばさんをフルスピードで轢いていれば自分は撃たれず、母は殺されなかった。同級生については難しいが、デートをしなければターム先生との仲は深まらず、父親が彼を脅すことはなかった。ネーンがいなくなれば暴露動画は起こらないし、そうすれば殺し屋事件も起こらない。 「あのときああしていれば、こうはならなかったかもしれない」を試すだけ試そうとして、しかし大きな力によって本来の世界線に無理やり引き戻されてしまうのが“戻った後”だということかも。あるいは結果の記憶を消したとしても、無意識の倫理観や本人らしさの意思によって、グレートは結局すでに下した決断をなぞらされてしまうとか。うーん… 個人的にはこれが割とピンとくる説かも。