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TVオバケてれもんじゃ
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TVオバケてれもんじゃの作品紹介

TVオバケてれもんじゃのあらすじ

小学生のトンボが自宅の古いTVを壊そうとした瞬間、ブラウン管から「TVオバケ」のてれもんが現れた。それをきっかけに、街ではさまざまな騒動が巻き起こっていく。

TVオバケてれもんじゃの原作

石ノ森章太郎

TVオバケてれもんじゃの監督

田中秀夫

加藤盟

佐伯孚治

TVオバケてれもんじゃの脚本

加藤盟

浦沢義雄

水谷龍二

佐伯孚治

『TVオバケてれもんじゃ』のエピソード情報

ザンゲの神様クラッシュも真っ青!!

小学生のトンボの家には、なぜかフジテレビしか映らないテレビがあり、両親にはこれを買い替える予定がなかった。そのせいでトンボは他局の人気番組を観ることができない。意を決したトンボはテレビを破壊しようとしたが、そのとき、テレビから謎のオバケが出現する。それは電波のカスから生まれた「てれもん」だった。

正義の味方ザ・グレートデンキ誕生!!

トンボの家のテレビを壊したいと思っている人物は、もうひとりいた。近所の電器屋の主人だ。その電器屋が偶然、てれもんの存在を目撃してしまう。てれもんの正体を突き止めようとする電器屋。そのころ、てれもんはサヤカに気に入られようと、「マッチと明菜が今年中に結婚する」などというゴシップ話を聞かせていたが......。

必殺!(秘)ストリップ銃あっちっち

この冬の寒さで、てれもんが風邪をひいた。その情報を聞いた電器屋は早速、ザ・グレートデンキへと変身。弱っているてれもんを、この機会に乗じて倒そうと動き出す。決闘を申し込まれ、仕方なくグレートデンキの前に現れたてれもん。勝てる可能性は限りなく低かったが、てれもんはサヤカの言葉から逆転への策を思いつく。

紙テープはスーパースターの夢を見る

トンボを怒らせてしまったてれもんは、テレビの中に逃げ込んだ。しかし、今度は紙テープのオバケが、てれもんを襲う。かつて山口百恵に投げられた紙テープが、今はお笑いタレントに投げられたということで、プライドを傷つけられたと怒ったのだ。てれもんは、この紙テープのオバケから、なんとか逃げようとするのだが......

高見山直伝!強い女の子に勝つ方法

トンボも、てれもんも、金欠で困っていた。そこで、てれもんは突如、芸能プロダクションの社長になると言い出す。しかし、この計画はアゲハの反対により、一瞬で潰れてしまった。次にてれもんが考えたのは、「弱い男の子を強い女の子から守る会社」。トンボとラドンもこれに協力するが、サヤカに非難されたてれもんは......。

恐怖の音声多重総天然色カラーボーイ

ザ・グレートデンキが生み出した次なるモンスターは、音声多重総天然色カラーボーイ。いや、実際には、それはグレートデンキの想定外の産物だった。自分こそ、電器メーカーのための新しい正義の味方だと信じて疑わないカラーボーイ。しかし、どうやらてれもんに恋をしてしまったらしい。必死で逃げるてれもんだったが......。

不良少女XYZ積木くずしパニック!!

てれもんは、サヤカと仲良くしているボーイフレンドに腹を立て、勝負を挑んだ。しかしボーイフレンドが武道をやっている兄弟たちを連れて来ると言ったので、これに対抗しててれもんはテレビから校内暴力ドラマの不良少女を連れて来る。だが、むりやり連れて来られたことに納得がいかない少女の怒りはてれもんに向けられた。

トンボが初めて百点満点をとった日!!

トンボが初めてテストで百点満点をとった。喜ぶ両親だったが、ちょうどてれもんがクイズ番組に出演して優勝したため、両親の興味はすぐにてれもんへ移ってしまう。さすがに拗ねたトンボは家出。てれもんは山や海を捜すが、どこにもトンボの姿は見当たらない。トンボはどこへ行ったのか? そして疲れたてれもんに危機が!

逃げろや逃げろ!!ヒーローはつらい

ザ・グレートデンキがてれもんを追っている途中、車に轢かれそうになった子どもを助けた。これをたまたま見かけたサヤカは感動する一方で、子どもに見向きもしないで逃げていたてれもんには幻滅し、絶交を宣言する。ショックを受けるてれもん。グレートデンキはこの機会に、一気にてれもんを倒してしまおうと考えるが......。

私は恋するフランケンシュタイン

カブトとアゲハは今夜も大ゲンカ。このことを聞いたラドンは、アゲハにプロポーズする絶好のチャンスがおとずれたと喜ぶ。そんな中、アゲハはてれもんに「理想の男性を連れてきてほしい」と頼んだ。アゲハの話を聞いていたてれもんが、彼女の条件に合う存在としてテレビから連れて来たのは、なんとフランケンシュタイン!

突然サヨナラ!いとしのテレビ

トンボが商店街の福引きでテレビを当てた。しかし、旧型のテレビの電波のカスから生まれたてれもんは、新品のテレビを壊そうとする。てれもんの気持ちを理解したトンボは、テレビを返すことにした。だが今度はてれもんがトンボに対して申し訳なく思い始める。トンボとの別れを覚悟したてれもん。旧型のテレビはどうなる?

『TVオバケてれもんじゃ』に投稿された感想・評価

1981年10月、ばってんロボ丸から始まった「東映不思議コメディーシリーズ」。
その3作目である「ペットントン」が好評だったため、次回作である「どきんちょ!ネムリン」と並行して放映された、不思議コメディーシリーズの亜流的な作品です。
不思議コメディーシリーズは日曜朝に放映していたのですが、てれもんじゃは平日19:30のゴールデンタイムに放映されました。
メインライターが浦沢義雄で、テレビから不思議な生き物・てれもんじゃが現れ、個性的な家族の一員として過ごすなど、放映時間が違うだけで従来の不思議コメディーシリーズを踏襲した内容になっています。
そのため、「東映不思議コメディーシリーズ」というと本作も含めることがあります。

主人公の林トンボの住む林家のテレビは問題があり、8チャンネルしか映りませんでした。
そのため、当時子どもたちの間で流行していた『キン肉マン』も『キャプテン翼』も映らず、それに不満があるトンボは、テレビを買い替えるためにテレビを壊そうとたくらみます。
巨大なハンマーを振り上げて、いざ、テレビを叩き割ろうとしたその瞬間、テレビの中からテレビのおばけ・てれもんじゃが現れます。
自分の家であるテレビを壊されることを阻止したてれもんじゃは、そのまま林家に居候となります。

ペットントン同様、てれもんじゃも人がしゃがんで入る大きさです。
本家の方では、ねむりん、カミタマンと、不思議生物が人形になったので、てれもんじゃの方がペットントンを意識した作品という感じがあります。
また、本作ではザ・グレートデンキという、変身した電気屋のおやじが現れるのですが、演じているのは斎藤晴彦です。
少年向けから少女向けにシフトし、主人公を女の子にした「どきんちょ!ネムリン」と比較すると、てれもんじゃは安定した人気を得ようとしていたように感じます。
加えて、てれもんじゃでは、当時人気の芸能人がカメオ出演していました。
テレビの中のオンエア中の番組に侵入できるてれもんは、そこでとんねるず、羽賀研二、ビートきよしらの番組の邪魔をし出します。
ドラマの中の不良生徒や、二人組女子レスラーのクラッシュギャルズをテレビから引きずり出して騒動を起こすなど、当時のテレビ世代の子どもたちには刺さる設定です。
OP/EDも榊原郁恵が担当し、ゴールデンタイムのドラマらしい豪華な作品だったのですが、やはり裏番組が強く、11話で打ち切られてしまいました。

東映不思議コメディーシリーズのはちゃめちゃ展開は健在だったのですが、いざとなったら腕力で解決するそれまでのシリーズに比べるとおとなしい印象です。
個人的に、かわいい見た目と裏腹に、意外にバイオレンスなねむりんの方がテンポが良くて見やすいと思いました。
といっても、浦沢脚本のシュールなギャグは楽しく、斎藤晴彦の怪演も見ものです。
11話終了は惜しまれる良作です。
てれもんじゃの着ぐるみ、通常のやつ、パンチ用、もぐもぐする用で3種類あるよね?しかもデザイン的に体まるごと用意しているはずで、ずいぶん力入れているなぁ。そのわりに家のセットが居間しかなくて、みんな庭から出入りしてる(笑)。
シュールなドタバタで面白かったけど、あっという間に終わってしまった。まあわかるけど。