今は兵庫県となっている多くの土地で繰り広げられた戦いや歴史、特産物などを通じた商売についての話は、兵庫県民としていい勉強になった。
備中高松城は、実際に行ったことがある土地。
ここでは数十年前にも、雨によってあたり一帯が水没する被害が起きた土地だったため、水攻めを行う土地としては持ってこいの土地だったと思う。
ドラマ内では、官兵衛が、これを戦いの手法として選び、多くの血を流さずに勝利に導いたというのを、大きな武功として描いていた。
いかにも大河ドラマらしくて、安心して見れるポイントだった。
ただ、有岡城での幽閉の回は、官兵衛の人生の中で、１番の闇といえるような出来事だったから2回分くらいの尺を取ったのだろうけど、見てるこっちとしては、ちょっときつい回だったな。
他の大河ドラマでは、全然登場しない黒田官兵衛だからこそ、人間ドラマとして面白く見ることができたな。
