黒田官兵衛は深謀遠慮、信長秀吉に仕えたのは我の天下を望んだからであり、岡田くんのような直情愚直な男前は最もミスキャストであるとずっと感じている。
そもそもこの大河はミスキャストばかり。キャストはこれ以上ないほどに豪華なだけに違和感がそこらかしこに点在する。
秀吉の竹中直人。とりあえず「猿」といえば竹中直人を使っておけばいいという安直なイメージがバシバシ伝わる。
ねねの黒木瞳。大政所は田舎の世話好きオカンをあんな美人に標準語、しかも秀吉に対して若すぎる。
中谷美紀。演技力が高すぎて主役を食いすぎる。夫婦感が出ないのも岡田くんとの生活感のなさ。「支える」という感じがない。
家康の寺尾聰。もう少し恰幅良いキャスティングでないと企て得意の官兵衛とモロ被りする。余裕を見せつけるくらいの存在であるべき。
石田三成の田中圭。
これは茶々の浮気相手、大野長治であるべきだった。田中圭は軽すぎるし、二階堂ふみに似合う。
茶々の二階堂ふみ。これはいいチョイス。いやらしい感じもよく出てた。
黒田24騎
これはとてもいいキャスティング。
いかにも「部下」が似合う上手い若手を揃えていました。
高橋一生
濱田岳
速水もこみち
塚本高史
永井大
