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花子とアンのmのレビュー・感想・評価

花子とアン(2014年製作のドラマ)
4.0
吉高ちゃん演じる、凛として素朴で素直な花子の美しさと純粋に応援したくなる感じがヒロインとしてぴったりだと思う。
どこを見ても実力派の豪華キャストと、嬉しいときも悲しいときも「ごきげんよう、さようなら」で終わる美輪さんのナレーションも良かった。

女学校時代、厳しい指導や集団生活の中でも、英語の楽しさを知ってどんどん成長していく姿には、いろんな意味でこの子はただものじゃないと思わされてワクワクした。
あと、袴姿で頭に大きいリボンをつけたスタイルはやっぱり現代からするとちょっと憧れる。

腹心の友との出会い、地元への思いと仕事との葛藤、結婚、出産、大切な存在との別れ…
本当にいろいろなことがある人生を駆け抜ける花子のたくましさはもちろん、いつも花子の考えを尊重してくれる、鈴木亮平演じる英治さんもとても素敵な人。
夫婦役がこの二人であることだけは知ってたけど、結ばれるまでにこんなストーリーがあったとは知らなかった。
また、郁耶さんや想像の翼の大きな歩ちゃんとの別れは涙なしには見られない。
町田啓太、存在感があったな、、


修和女学校の卒業式で、いつも厳しかったブラックバーン校長が語ったこんな言葉がとても印象的だった。
“若い時代は準備の時であり、人生は進歩。
最上のものは若い時ではなく将来にあります”



絢香の「にじいろ」も、もちろん知ってたけどより好きになった。
見てみたいけど話数が多いのはなかなか一気見できない、、とずっと思っていたので、再放送で見られて本当に良かった。暗い世の中に、希望が持てる物語をありがとう!!
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