発明好きの少年屯田大作は特殊な成長剤“クロパラ”を完成させる。飼っていたイグアナの子供を３００倍の大きさにしようとクロパラを与える。大怪獣の誕生かと思いきや実験は少々失敗し体長50センチの快獣ブースカが誕生する。

ブースカの誕生に大作の仲間たちは大はしゃぎ。自分たちのペットも快獣にしてもらおうと動物を持ち寄る。しかしクロパラはイグアナにしか効かないらしい。そんな折自動販売機と間違えてブースカが火災報知器のボタンを押してしまい…。

メチャ太郎一派は小山の大将山にパースカという大砲を備え泡攻撃で大作たちを追い出した。大将山を取り戻すべく大作たちはブースカをパワーアップさせ光線攻撃を出せるようにするのだが喧嘩を嫌うブースカは…。

ミー子ちゃんからかぐや姫のお話を読んでもらったブースカはかぐや姫に会いたくてノイローゼ気味。月ロケットを作ってくれとせがむブースカにかぐや姫のことを諦めさせようと大作たちは大芝居をうつ。そこにメチャ太郎たちの妨害が入り…。

大作のいとこ・エミリーがテキサスからやって来た。ひょんなことからエミリーはブースカをガイドに東京観光に出かけることに。観光を楽しむエミリーだがハンドバックを何者かに盗まれてしまう。泥棒探しににブースカが大活躍！

メチャ太郎率いる野球チーム・デッカイズとの対抗戦を間近に控えた大作のブースカ・チーム。これまで何度もデッカイズに負けてきた大作たちは特製の薬を開発するが試合当日ヘアトニックと間違えた父ちゃんが捨ててしまった！

大作は透明人間になる薬“ナイナイバー”を発明するがブースカにしか効かなかった。一方国際オモチャスパイのゴネリーが日本一珍しいオモチャを盗もうと来日していた。メチャ太郎から大作のことを聞いたゴネリーは研究所へと向かうが。

通学中に故障車を見つけた大作はつい修理を手伝ってしまい学校に遅刻する。もう寄り道できないようにと大作はロケットを製作しブースカを実験台に打ち上げを行なったがロケットはとんでもない方向へ飛んでいきブースカは迷子になってしまう。

探検家を気取る大作たちは地獄谷で奇妙な卵を発見するが噴出する硫黄の中に浸けたままにしてその場を去ってしまう。その夜卵から孵ったのは怪獣イモラだった。大作たちは怪獣退治に出かけるがピンチに陥ってしまう…。

子供たちに自分の土地を解放していたお爺さんが外国へ出かけた隙に悪徳会社の社長はその土地を売ってしまおうとする。大作メチャ太郎たちは協力して戦車で対抗するが催眠術にかけられ悪の手先となっていたブースカが立ちはだかる。

学校に遊びにきていたブースカはメチャ太郎が校舎の窓からこぼした熱いお茶をブー冠に浴びたことで急に頭が冴え渡るようになった。ブースカは大作たちを集めて塾を開くことになるがメチャ太郎が嫌がらせをしてくる。そして事態は意外な展開に…。

おいしそうなケーキが並ぶお菓子屋さんから特大のデコレーション・ケーキをはじめすべてのお菓子が消えてしまった。ブースカたちはお菓子屋の国行きの汽車に乗って消えたお菓子を探しに行き森に囲まれた不思議な空間に迷い込むが。

大作たちの作ったブースカ号とメチャ太郎の兄・ボロ太のスポーツカーがレースをすることになった。しかしブー冠のエネルギーを使う大作の車はブースカの調子でスピードが変わってしまい時速200キロを出すスポーツカーに比べて圧倒的に不利で…。

ミー子ちゃんの誕生日パーティーで披露した自分の踊りをメチャ太郎にバカにされたブースカ。ブースカはバレエ教室に入門し踊りを練習する。偶然そこに居合わせた芸能プロダクションの社長にスカウトされブースカはテレビ出演する羽目に。

お金を拾ってくれたおじいさんから親切のありがたみを教わったブースカ。早速親切を実践するがなぜか空回り。そんななかビル解体工事現場でブースカは瓦礫の下から黄金の入った箱を見つける。しかしこれが元で大事件が起こり…。

日本全土を大寒波が襲っていた。寒さに震えるブースカは見た者を３日で氷人形に変えるという”氷河魔女”と遭遇。以来氷河魔女はブースカの行く先々に現れブースカを怖がらせる。大作は様々な発明でなんとかブースカを守ろうとするが。

来日するポリシア国王の高価な王冠の警備を依頼されたブースカ。早速ホテルのボーイに扮して周囲を見張るブースカだが悪の一味はあの手この手で王冠奪取を狙う。箱根のホテルを舞台に国王の印である王冠の争奪戦が始まった！

交通事故ゼロを目標に自ら緑のおばさんならぬ”緑の快獣”を名乗り町の交通安全に乗り出したブースカ。そのがんばりを認めた警察署長はブースカを「一日署長」に任命する。ますますはりきるブースカは泥棒逮捕や交通違反取り締まりに大活躍する。

大金持ちの野原家にブースカが教育係として雇われた。しかし野原家の一郎二郎三郎の兄弟は大変なイタズラっ子。彼らの意地悪な行動は次第にエスカレートしブースカは屋敷の裏の危険な屋敷へと誘い込まれることに。

公園で空飛ぶ円盤を目撃したメチャ太郎。仲間にそのことを話すが誰も信用してくれない。すっかり落ち込むメチャ太郎の姿にブースカは「円盤はまた来る」と嘘をついてしまう。ブースカと大作は円盤の模型を飛ばす作戦を考えるが。

近所に引っ越してきたトラ子は男勝りの女の子。その負けん気の強さには大作はおろかメチャ太郎も手を焼くほど。大作は「食べると女の子らしくなるまんじゅう」を発明し食べさせようとするがそれを誤ってブースカが食べてしまった！

ニトログリセリンの５０倍の爆発力を持つQP液。そんな危険な爆薬を盗んだまま逃走していた凶悪犯タコハラが大作の家のスクラップ工場に身を隠した。彼を見つけた大作たちはタコハラを父の友人と思い込むがタコハラの正体が判明し…。

大作のクラスにやってきた転校生ツトム。彼は級友に階級別のワッペンを配るが子供たちはツトムの持つ最高位・大統領のワッペン獲得を巡って争いついには二組の騎兵隊に分かれて戦いが始まった。しかしそのワッペンにはツトムの家の秘密があり…。

校内発明展で前人未踏の５年連続優勝を狙う大作。今年の新作は夢の飛行装置トンビラーだ。しかし実験飛行は大失敗。高所から落ちた大作は大怪我を負う。身も心もボロボロだがそれでも実験を止めない大作。果たして優勝は誰の手に…。

寝食を忘れるほど幻想物語の虜になった大作。遂には夢の中にまで物語に登場する”壁の悪魔”が出現。あと三日の命しか無い事を告げられる。悪夢に苦しむ大作の姿にブースカは心配しなんとか力になろうとするのだが…。

ブースカは大作と町内の二人三脚大会に参加しようとするが「本当の兄弟でない」という理由で断られてしまう。弟欲しさに落ち込むブースカの姿を見かねた大作は物体電送構成装置を発明。そして宇宙生物とリスが合成されチャメゴンが誕生した！

生まれたばかりのチャメゴンにはまだ善悪の区別がつかない。商店街から商品を勝手に持ち出し大作一家は猛抗議を受ける。それでも反省せずメチャ太郎と悪事を重ねるチャメゴンにブースカの怒りも爆発。一対一の対決を申し込む。

社会勉強の為幼稚園に通い始めたチャメゴン。自分が宇宙出身であることを自慢するが周囲に信じてもらえずふてくされる始末。困った大作は無重力実験室で宇宙快獣を証明するがチャメゴンの慢心から新たな事件が起きる。

大作が作った手製のＳＦ映画に触発され地底探検旅行をねだるチャメゴン。早速大作は地底戦車の製作に取り掛かるが試運転の時にチャメゴンがギアを入れてしまい戦車は未完成のまま地底の奥深くまで発進してしまう。

授業を早く終わらせて欲しいという級友に頼まれ大作は動作や成長を早めるスピード液を発明。銃による発射実験は見事成功したが銃は先生に没収され更に大作研究所も立入禁止になってしまう。ブースカとチャメゴンが銃を取り返そうとするが。

子供達で混み合う公園で遊んでいた大作が大怪我をしてしまった。町には子供の遊び場が少な過ぎるのだ。心を痛めたブースカは子供達が安心して遊べる遊園地「ブースカランド」を造るため毎日朝から晩まで働き始める。

ブースカとチャメゴンは「父の日」と同じように「快獣の日」も作って欲しいと町長に申し出た。町長はその要求をかなえる交換条件として難問ばかりを出してくる。その裏には町長が言いなりになっている”電子頭脳の神様”の存在があった。

ブースカとチャメゴンは地球一周早回り競争の途中ドンキー船長を名乗る老人と出会う。船長は先祖の宝物が眠る浮き島ドンブラ島を追いかけているのだ。一行はドンブラ島を発見し上陸するがチャメゴンだけはぐれてしまう。

チャメゴンを探し島の奥に進むブースカたち。ドンブラ島には呪いによって外すことのできない狸の仮面をつけられた人々が住んでいた。呪いを解くにはポンポコ山にある”鳴らずの太鼓”を鳴らさなければならないというのだが…。

七夕の夜ブースカとチャメゴンは大作たちの願い事を直接届けるためロケットで天の川の牽牛と織姫の元に向かう。しかし織姫はカボチャ星人によってさらわれ地球の人々をカボチャに変えるために利用されていた。急いで地球に戻るブースカたちだが…。

大作を追って林間学校を訪れたブースカとチャメゴンはフラミンゴにバレエを教えているツル爺さんと出会う。しかしとある事件により爺さんは大けが。ブースカは爺さんの代わりにフラミンゴにバレエを教えることになる。

精神修養のためナイナイ寺にやってきた大作たち。寺には国宝”一寸法師の打ち出の小槌”が納められているこれを狙って謎の怪盗ガンバル博士から挑戦状が届いた。大作たちはチャメゴンを小槌に変身させ宝を守ろうとするが…。

海水浴にきたブースカは釣りあげた魚を少年に横取りされてしまう。ジローというちょっと変わったその少年とブースカは次第に仲良くなるが彼は地元では誰も近寄らない”魔の浦”と呼ばれる洞窟の奥でミミと名付けた巨大な貝を密かに育てていた。

毎年夏祭りに開催されるお神輿レース。今年の優勝の景品は何とプール付きのグリーン広場を１年間自由に使えるという権利だ。優勝を狙うメチャ太郎はチャメゴンを味方に引き入れようとハチマキに細工を仕掛ける…。

猛暑に襲われ日照りが続く町内。そんな折ブースカは小さな水溜りで必死に生きるコイを発見。大作一家が断水に備え蓄えていた水を全て使って助けようとし父ちゃん母ちゃんが怒ってもおかまいなし。だが水不足は続きコイは次第に弱っていく。

キャンプに訪れたブースカたちの前にチャメ星大使のヒュードロンを名乗る宇宙人が現れた。宇宙人はチャメゴンをチャメ星の後継ぎにすべく力ずくでも連れて帰ろうとする。ブースカたちでもかなわない強敵・ヒュードロンは迷うチャメゴンに選択を迫る。

学級新聞に載せるニュースのネタ探しで争っていた大作とメチャ太郎。ある夜怪物体が地球に落下し一夜にして湖の水が干上がる事件が発生する。早速取材に向かう大作たち。怪物体は水を吸収して巨大化する”物体Ｘコロリン”だったのだ。

町内のサッカー野球大会を目指して練習に励む子供たち。スゴ腕コーチを雇い目下絶好調のメチャ太郎チームに対抗し大作たちも男勝りの女性土砂子にコーチを依頼するがその練習はかなり厳しかった。大作はボールに仕掛けを加えることにするが…。

ひょんな事からタツオという迷子の男の子を預かることになったブースカと大作たち。しかしタツオの悪戯ぶりは凄まじく大作の家の中はメチャクチャに。ブースカとチャメゴンはタツオが静かに眠れるよう町中を奔走する。

親子キャンプに参加したものの仲の良い周囲の様子にまだ見ぬ母親が恋しくなってしまったブースカ。そこへ何でも出せる魔法の帽子を持つ手品師が現れた。ブースカは自分の母親を出して欲しいと頼み込むが手品師はなかなか頼みを聞いてくれず…。

大作たちが音楽隊を結成した。普段は音痴のブースカでも新しく加わったまゆみの弾くピアノの伴奏があれば不思議と上手にラッパを吹けるようになっていた。しかしそんな大切なピアノがある日売られてしまう事になる。

ブースカとチャメゴンは地球から１０光年離れたアール星に未知のエネルギーを求め旅立つ事になった。だがロケットの往復期間とされる２０日間は実際の地上では２０年もの長期間になるのだった…。大作は地球の未来のためある決断をする。