鳴木と夜長のはじまりの物語──。「Dr. コネクション」のチラシの「特別報酬あり」という文字に惹かれた夜長は、事務スタッフに応募することに。学費や生活費を稼ぐためバイトをかけ持ちしていることや、母親の介護のことを鳴木に明かした夜長。そんな夜長を、鳴木は即決で採用し、早速、“紅茶の淹れ方”という最重要業務の研修がスタートする！不安を抱く夜長は、母の梨沙に相談するが……そして「Dr．コネクション」に、一人目の依頼人がやってきて──！？

亡き父の敵への復讐を果たした鳴木は、医師専門の転職エージェント会社を続けながら、医療業界の未来を支えていく道を選んだ――。その後、鳴木は、依岡に「厄介な転職依頼の案件」が入ったことを明かし、「あの医師を売る気にはなれない」と話す。その厄介な求職者とは──例の医療過誤の隠蔽に加担していた医師だった！極東大学病院に居場所がなくなり、転職をしたいという彼。 最高難易度の転職依頼……鳴木たちは倉持を、どうやって売りさばくのか──！？