映画祭見逃し作品。「ぼくのエリ」「裏切りのサーカス」のトーマス・アルフレッドソン監督作。イングマール・ベルイマンの脚本をリヴ・ウルマンが監督した「不実の愛、かくも燃え」のリメイク。6話のミニシリーズ。
グスタフ・リンド(グスタフ・リン)がめちゃくちゃ美しい。
フリーダ・グスタフソンは今年のヨーロピアンシューティングスター賞受賞、オーガスト・ウィトゲンシュタインは最近「デュオ1/2のピアニスト」で印象的な教師を演じていた。

夫の親友に惹かれて情事に溺れていくマリアンを中心に、夫マーカス、娘イザベル、マーカスの親友ダヴィッドの平穏な生活に起こる変化を描く不倫ドラマ。
まあとにかくマリアンの移り気的愛に周りの人生が崩れていく話で、静かながら大きな修羅場が訪れる。なんとかして前向き着地になっていたけど、あの現在のダヴィッドの様子を見るに、いまだに引きずってるし、マーカスはあの後どうなったのか気になる。
マーカスも辛かっただろうが、娘イザベルの気持ち想像していたたまれなくなった。

大人になればなんとか折り合いはつけられるけど、10歳のイザベルには結構な精神的負担だったんじゃないかと。

人間ってめんどくさいねと思うドラマだった。

オリジナルよりこっちの方が好きかな。

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【イングマール・ベルイマン】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」
第7位。

【イングマール・ベルイマン】
2012年発、評論家が選ぶ史上最高の映画トップ50 （「BFI（英国映画協会）」発表）
17位。仮面/ペルソナ
【 監督 】 イングマール・ベルイマン

【イングマール・ベルイマン】
【映画史を作った重要な映画50本】
仮面（イングマール・ベルイマン）