素直で明るい大学生ジウィンと、口が悪くぶっきらぼうな年下嫌いの先輩ソーン。 二人の2年ぶりの再会は、ジウィンがインターンを始めたオフィスだった。 過去の出来事のせいで苦手に思っていたソーンに、ジウィンが教えてほしいと頼んだのは―― ビジネススキルでもマナーでもなく「超絶テクニックのキス」!? マスターするまでは誰にも秘密の“レッスン”が重ねられていく…
衝撃の回想シーンから始まる、ちょっとどころじゃない!エロピュアなBLが開幕! RTデザインのインターンとして働くことになった大学生のジウィン。親友のウィン、その兄で副社長のタイらと共にやる気いっぱいのオフィスライフを過ごすつもりが…過去にイロイロとあって気まずい関係のソーンとも再会することに。オフィスで、プライベートで何かとちょっかいをかけてくるソーンを鬱陶しく思うジウィンだったが――。
ジウィンはクラブで出会った男性とキスをしていたところ、トラブルに巻き込まれる。助けてくれたのはソーンだったが、そのトラブルの原因はお前のキスが最悪だからだと言い放たれてしまう。ショックを受けるジウィン。しかし、ソーンがキスを教えてやると誘われ、その超絶テクニックを手に入れようと彼の家を訪ねることに。そこで、二人だけの秘密のレッスンが始まるのだった――。「ゆっくりやれ、焦るな」
オフィスで、そしてソーンの家で、ジウィンは不意打ちの“レッスン”を受け続ける。テクニックをマスターするまでは他の人に試すな、と念を押されながら重ねられるキスに、ジウィンは次第に混乱していく。男性を好きだという気持ちは確かだが、自分は抱きたいのか、それとも抱かれたいのか…?答えを探そうと夜遊びに出かけるジウィンにソーンが告げる。「俺と試せ。それで分かる」。
好奇心を抑えられなかったジウィンは、ソーンと一夜を共にする。ソーンは、「俺たちは体だけの関係だ」と言いながらも、何度もジウィンを求めるようになる。その一方で、ソーンは人事部の美女ペンニーとも親しげな様子で…ジウィンは戸惑いと苛立ちを覚え、心が揺れ動いていく。
ソーンの意地悪で会議に必要な資料を準備できず、叱られてしまったジウィン。後日ソーンから謝罪を受けるが、受け入れられず関係はぎくしゃくしたまま。そんなある日、寮の近所で工事が始まり騒音で眠れなくなったジウィンに、ソーンは部屋が空いているからと強引に引っ越しを勧める。引っ越し当日、友人たちが外出した隙にソーンはジウィンを自分のベッドに引きずり込む…。
好奇心を抑えられなかったジウィンは、ソーンと一夜を共にする。ソーンは、「俺たちは「今後は毎日お前と食事する」と宣言したソーンは、自宅はもちろん社内でもジウィンに構うようになる。ジウィンが他の社員と仲良く話すだけでも苛立ち、独占欲を隠そうとしない。そんなソーンの姿を見て、切なく思うペンニーだったが、会議室でいきなり上司のジューンからキスをされてしまう。驚きながらも、ジューンのリードに抗えず体を任せてしまい…。
関係が打ち解け始めたソーンとジウィン。社内で隠れて触れ合っていた時、興奮したソーンはイタズラ心でジウィンにキスマークを残す。それがある人の目に留まり、嫉妬を買って思わぬ騒動を引き起こしてしまう…。 後日、ソーンはジウィンを故郷へ誘い、ジウィンの家族の了承を得て、共に南部へと旅立つ。
南部のソーンの実家に到着したジウィン。広い土地を持ち事業を営む裕福な家で、ソーンの弟ヌーとすぐに意気投合し、優しい母親とも親しくなる。その日、ヌーに誘われた飲み会で、ジウィンは強いお酒を飲み過ぎ泥酔してしまう。ソーンに介抱されている時、ジウィンは本音を伝えようと「本気で好きだ」と告白する。
ジウィンの告白の答えをはぐらかすソーン。ジウィンはタイの大切な弟分だから付き合えない、と頑なな態度を崩さない。ジウィンは心を痛め、二人の関係は険悪に。バンコクへ戻った後、ついにジウィンはソーンを拒絶し、姿を消してしまう。 一方、ソーンとジウィンの関係を知ったタイはジウィンを助けるが、そのことをチャンプに打ち明けなかったため、二人の信頼関係に小さな亀裂が生まれる。
タイの助けを借りて姿を隠し、一週間以上も家に戻らないジウィン。その姿を必死に捜すソーンは、どんどん憔悴していく。やっとの思いで、工場に勤務していたジウィンを見つけ「俺は お前が好きだ」と告白するが、簡単には受け入れてもらえない。諦めず追いかけると宣言したソーンは、毎日送迎をしながら気持ちを伝え続けるが…。
タイと何度も体を重ねながらも、この関係に悩み続けていたチャンプ。友人に戻れなくなることを恐れ、「愛する人と関係を持つべきだ」と伝えると、タイは動揺する。 一方のソーンとジウィンの関係にも変化が。ソーンは、ジウィンの勤務地を本社に移し、再び同居をスタートさせる。ジウィンに素直に甘え、そして甘やかす日々を過ごしていくが――。
会社の新入社員トスはチャンプにひとめぼれし、口説こうと食事に誘う。それを知ったタイは余裕を失い、思わずチャンプを責めてしまう。 一方、ソーンはジウィンの家族にも二人の関係を認めてもらおうと、共に実家へ向かう。やがて、タイ、チャンプ、ウィンも加わり、再び“あの日”の鯉の池があるタイの祖母の家へと集まるのだった――。
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