兄を探して三千界~時空を超えた恋縁(こいえにし)の33の情報・感想・評価

エピソード33
第33話
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あらすじ
后池(こう・ち)から抜いた霊根に残っていた煞気(さっき)がすべて消えたら、お前に植えつける--。そんな秋璃(しゅう・り)の言葉を聞いても、沈んだ表情のままの畢鴻(ひつ・こう)。念願がかなったはずなのに満たされず、その心は虚ろだった。后池から霊根を奪い返した時点で、もう二度と時夏(じ・か)の心を得ることはできないと悟ったのである。前に進むしかないと己を鼓舞する畢鴻だったが、神官が反逆者である自分を盟主と認めるのかという不安も消えず...。