アリアの番人〜何者かになりたい僕ら〜のドラマ情報・感想・評価・動画配信

主人公・藤井銀は、新卒で入社した会社を２ヶ月でやめた後、今は再度就活をしつつフリーターとしてコンビニでアルバイトをしている。 ある日、大手企業の最終面接の切符を手にした銀は、会社へと意気揚々と向かう。 彼は自信に満ち溢れていた。なぜなら「自分は周りより秀でている」と信じていたから。

最終面接で玉砕した銀。 翌朝目を覚ますと、彼の部屋には『アリアの番人』と名乗る二次元の少女が立っていた。戸惑いつつもアルバイトに向かう銀だったが、その日、常連客の絵美から1枚のメモを渡される。 『明日20時に銀座集合』 番人はそのメモを見るなり、「期待してもいいかもね」と告げる。

銀の元へ高校の同窓会の案内が届くが、銀は「行かない」の一点張り。 そんな彼に番人は「きっと出会いが待ってるよ」と彼の背中を押す。 しかし同窓会当日、銀は友人たちからとある現実を突きつけられるのだった。

いつものようにコンビニでバイトをしている銀に、見慣れた女性の姿が。高校時代の彼女・沙也加だった。 店長の気遣いにより公園にやってきた銀と沙也加。そこで二人は初めてお互いの本音を知ることになる。

ある日、銀は母から「お父さんが仕事中に事故に遭った」という連絡を受ける。 しかし、両親に仕事をやめたことを伝えていなかったため、実家に合わせる顔がないと尻込みしている。 その後番人の後押しにより病院へ向かうが、父は未だ目を覚さないのだという。

幼い頃から抱えていた両親への寂しさを自覚した銀。覚悟を決めた彼は、両親に本当の自分について告白をする。 一方、番人との別れは刻々と近づいていて——