旅行代理店で働く大沼実歩乃。6年付き合い結婚も意識していた恋人と別れ、気づけば30歳。 そんな実歩乃の会社に転職してきた男。それは10年前、互いに恋人がいながらもカラダの関係をもった“共犯者”嬉野栄成だった。涼しい顔で話しかけてくる栄成に、実歩乃は動揺するが、普通に接しようと決意する。しかし、2人きりになると、栄成はあの頃と変わらない甘い声で囁く。 「オレらって運命感じない?」再会をきっかけに蘇る快感と欲情。けれど10年経っても掴めない彼の本心。 私は本命?それとも遊び?大人になっても抜け出せない、秘密の関係に溺れていく。
©水谷愛/小学館/「本命じゃなきゃよかったのに」製作委員会・MBS