凡人

僕のいた時間の凡人のレビュー・感想・評価

僕のいた時間(2014年製作のドラマ)
4.8
病気ものの作品が苦手で、放送当時は観ていなかった。
三浦春馬×多部未華子の組み合わせは、「君に届け」で好きなカップルだったから観てみたいとは思っていたけど…

一昨年くらいに再放送を観て、この作品の秀逸さに引き込まれた。
内容は重いのに、何度か観たくなる。

就職難だった時代の学生の苦悩や、何もないと思っていた主人公が大切な人ができ就職して、これから頑張ろう!と思っている時に自分が病気であると知り失望?絶望する姿…。
それなのに、笑顔で誤魔化してる主人公…。
展開が早いのに、シーン毎に繊細な描写がありうまいこと作られてるなと思う。

個人的に思うのは、病気になる前の、仮面を被って無理して生きている感じの方が、逆に辛くて苦しくて泣ける。
本当に共感できるし、胸が締め付けられる。自分のことのよう。
病気になってからの方がはるかに辛いはずなのに。
この作品を観ていると、本当に人生を考えさせられる。

それに今だから思うのは、この主人公は三浦春馬自身にとても似ていたかもしれない。
三浦春馬の人柄とか、情報を知るとそう見えてより一層悲しい。
劇中、主人公が言った言葉で、はっと思った事があった。
今回の件と重なるので、その場面でまた泣いた。

それにしても、三浦春馬と多部ちゃんの演技力すごい…。
お似合いだな…。
大好きな二人だったのに…。

心に残る作品。
絶対に忘れることができない作品。
凄い人でした、三浦春馬さん。