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雪迷宮~俺たちの凍結捜査ファイル~の作品紹介

雪迷宮~俺たちの凍結捜査ファイル~のあらすじ

1997年、麻薬取締局がまだ存在しなかった時代。突如勃発した麻薬危機に対し、東北のハラン市公安局は急遽、臨時の麻薬対策チームを結成する。中心となるのは、刑事隊長・鄭北(ジョン・ベイ) 。そこに、化学の天才・顧一燃(グー・イーラン) 、元格闘技チャンピオンの張雪瑤(ジャン・シュエヤオ)らが加わり、それぞれの専門性を活かして捜査に挑む。市内に潜む覚醒剤ネットワークを追う中で、若き刑事たちは、凶悪な麻薬密売組織や巧妙な密輸手段と対峙。法と情、正義と人間性の狭間で揺れながらも、信念を貫こうとする――。

雪迷宮~俺たちの凍結捜査ファイル~の脚本

ジャン・ユエンアン

マイリーヤースー

『雪迷宮~俺たちの凍結捜査ファイル~』のエピソード情報

第1話

1997年、中国東北部の哈嵐市で警察官を勤める鄭北(ジョン・ベイ)は麻薬の利益分配が原因と思われる殺人事件を担当し、通報者である警備員の姜小海(ジアン・シャオハイ)から話を聞く。姜小海は怯えながら事件の様子を振り返るが、鄭北は"記憶が鮮明すぎる"と彼を疑う。

第2話

鄭北は警察学校の教師で化学者の顧一燃(グー・イーラン)の元を訪れる。最初は特捜班に入ることを拒んでいた顧一燃だったが、鄭北から渡された"アイス"に関わる鑑識記録をきっかけに、鄭北と共に哈嵐へ行くことを決める。

第3話

売人に鄭北が警察だとバレたことに気づいた顧一燃は、売買現場へ救出に向かう。その後、なぜバレたと分かったのかと鄭北が聞くと、顧一燃は意外な点を指摘する…。顧一燃は麻薬の知識が乏しい特捜班メンバーに麻薬の勉強を勧め、メンバーの反感を買う。

第4話

当直記録から姜小海の嘘が露呈し、鄭北は再び聴取を行う。姜小海は、真実を話せば自分が殺人犯だと疑われるため嘘をついたと釈明する。新たな手がかりを元に捜査会議を進める中、丁国柱(ディン・グオジュー)はある場所で発見された指紋と犯人が残した指紋が似ていると言い出す。

第5話

姜小海の姪を救ったことへの感謝として食事に招かれた鄭北は、彼の家庭を探ることに。一方、顧一燃は特捜班の中で相変わらず浮いた存在だったが、ある捜査で彼の知識が売人の逮捕に役立ち、チームの一員として受け入れられる。

第6話

粤東の麻薬王・豪(ハオ)の取引相手が明らかになるも、特捜班が追っていた陳亮(チェン・リアン)の所持品にアイスはなく、特捜班のメンバーは落胆する。そんな中、鄭北は、顧一燃が話す薬物摂取による症状にある人物が該当することに気がつく。

第7話

出所した沈力(シェン・リー)は、鄭北が運転する車から住所を特定し、警察への復讐を果たそうと画策する。一方、秦義(チン・イー)が仕切る義風タクシーとパレスホテルの若社長・林江(リン・ジアン)が仕切る白タク組織の間で縄張り争いが勃発する。鄭北は密売ルートを探る中である可能性に気がつく。

第8話

沈力は、かつて自分を逮捕した鄭北に対する逆恨みから、鄭北の親が経営する店を銃で襲撃する。店に偶然居合わせた顧一燃は鄭北の家族を守ろうとするも…。特捜班は義風タクシーが麻薬に関わっていることを突き止めるも、アイスに関する手がかりは未だ見つからない。

第9話

特捜班が潜入した藍極光ではアイスが出回っていた。姜小海の義兄・王建民(ワン・ジエンミン)も接待で無理やりアイスを吸引させられそうになる。一方、潜入捜査中の顧一燃と趙暁光は、麻薬を飲まされかけた女性を救ったことで、麻薬の売人一味に追い詰められ・・・。

第10話

重傷を負わされた夫・王建民の落とし前をつけるため、姜迎紫(ジアン・インズー)は藍極光に乗り込み、夫を負傷させた男に制裁を加えて二金にも圧力をかける。一方、特捜班はアイスの運搬を義風タクシーが担っており、工場が保管倉庫として使われていることを突き止める。

第11話

義風タクシーに新人の騾子(ルオズ)が入る。姜小海は彼を気にかけるが、彼のメモに麻薬の取引量が記されていることに気づき忠告する。工場を監視しても麻薬の取引が絶えず行き詰まっていた特捜班だが、国柱が二金(アルジン)のポケベル履歴から暗号らしき数列を見つける。

第12話

鄭北の妹・鄭南(ジョン・ナン)がクスリを強要されたと聞き、鄭北たちは病院に駆けつける。遅れてやってきた趙暁光(ジャオ・シャオグアン)は動揺のあまり、皆の前で鄭南への思いを吐露する。その後、鄭北は妹たちを襲った犯人たちのたまり場へ向かうが・・・。

第13話

取り立てから戻った姜小海は、秦義に仕事を変えたいと相談するが反対される。さらには鄭北との仲も指摘され、彼とは住む世界が違うと諭される。一方、花州市では麻薬王の豪が潜入捜査をしていた警察官の明(ミン)を殺害する。

第14話

捕まった二金が口を割らず、落ち込む顧一燃を鄭北が励ます。負傷した張雪瑶(ジャン・シュエヤオ)の代わりに彼女の実家を訪れた鄭北と顧一燃。2人は近所の人々が雪瑶の両親を助ける姿を見て、雪瑶が日頃から住民を守っているからだと感心する。

第15話

鄭北は姜小海を通して秦義の居場所を突き止めようとするが、秦義に裏切りを見破られ電話を切られてしまう。特捜班の面々は休みを返上して捜査に勤しみながらも、顧一燃に内緒で顧一燃の誕生日パーティーを計画していた。

第16話

廃工場で秦義が自殺したことで、哈嵐の麻薬事件は一件落着かと思われたが、鄭北は彼の死に不審点があると言い趙暁光と共に現場へ戻る。昏睡状態だった顧一燃は、目覚めるや否や鄭北に電話をかけ黒幕は秦義ではないと伝える。

第17話

鄭北たちは顧一燃の引っ越しを手伝うが、顧一燃の言動に鄭北は違和感を覚える。鄭北が出勤すると、事故の被害者が局前で悲しむ姿を見て雪瑶が心を痛めていた。加害者の供述から組織の密売計画が浮き彫りになるが・・・。

第18話

鄭南の働くヘアサロンを訪れた趙暁光は、異動話があるとうそをつき鄭南の気持ちを探る。一方、鄭北のもとに顧一燃が身柄を拘束されたとの連絡が入り、鄭北は風俗店へ向かう。鄭北は顧一燃を問い詰めるが、顧一燃は風俗店にいた理由をはぐらかす。

第19話

顧一燃を襲った犯人の特徴を聞いた鄭北は、その直前に付近で会った姜小海が怪しいと感じ、彼に電話をかける。翌日、姜小海の職場を訪れた鄭北は姜小海を風呂に誘い、左肩に丁国柱の撃った銃弾の傷がないか確かめようとする。

第20話

顧一燃は、薬物製造の大本である原料の仕入れ元を探ることで下部組織の解明につながるのではと提案する。鄭南は趙暁光に積極的なアプローチを仕掛けるが、鈍感な趙暁光はそれに気付かないどころか振られたと勘違いする。

第21話

特捜班は韓麗(ハン・リー)が口封じのために殺害されたのではないかと推測し、王建民の元を訪れる。事実の露呈を恐れた王建民は警察に捕まる前に、証拠を工場もろとも燃やし、自らも工場の中で命を絶とうとしていた。

第22話

特捜班は姜迎紫が、かつての麻薬王・宋康(ソン・カン)の愛人で、小馬の正体が姜迎紫であることを特定する。顧一燃が姜小海を心配する素振りをみせる鄭北を問い詰めると、鄭北は小海の正体が楽楽(ローロー)だったと明かす。

第23話

警察は麻薬の取り締まりでディスコを摘発する。白玲(バイ・リン)はディスコの清掃員に扮して取り締まりを逃れるが、姜迎紫が経営する将来薬局に頻繁に出入りしていたことから、特捜班の捜査対象となる。特捜班が薬局を張り込んでいると・・・。

第24話

中秋節を迎え、鄭家は一家団らんのひと時を楽しんでいた。一方、林江はディスコで会った二金(アルジン)の娘・金菲(ジン・フェイ)を酔わせて連れ去り、彼女にクスリを注射したうえ暴行を加える。それを知った姜迎紫は救出に向かうが・・・。

第25話

盛城市で見つかった遺体から雪天使の成分が出たと報告が入り、鄭北と顧一燃は現地へ調査に向かう。盛城市では、中秋節を過ぎてからアイスが出回り始めたことを受けて、南方から薬物の専門家を招き、捜査を展開していた。

第26話

鄭北と趙暁光は、薬物タオルを捨てた売人を逮捕するためひと芝居打つ。一方、顧一燃と張雪瑶は薬物中毒になってしまった金菲の元を訪れ、更生施設に入るよう勧める。最初は拒んでいた金菲も、父親のために施設に入ることを決心する。

第27話

単独で同嶺に雪天使を流通させた林智達(リン・ジーダー)と林江親子は、小馬に呼び出される。そこに現れたのは、小馬こと梁嘉駒(リアン・ジアジュー)と姜小海だった。林親子が小馬と親しげに話す姜小海に戸惑う中、嘉駒は親子に贈り物を用意していた。

第28話

特捜班は、梁嘉駒が父親を暴行した加害者である姜小海と良い関係を築いていることに疑念を抱く。一方、梁嘉駒と姜小海は警察側が持つ手札を見抜き、警察を出し抜くため出荷日を1週間早める計画を立てていた。

第29話

特捜班は薬物の含浸工場および製造工場と、林親子がいるパレスホテルにも人員を配置し、総力を挙げて一斉摘発に踏み切る。警察と麻薬組織が激しく撃ち合う中、顧一燃は李文龍(リー・ウェンロン)を追い込むが、父親の話を切り出されて動揺し、取り逃がす。

第30話

特捜班は製造工場の監視室を発見する。証拠を探す中、鄭北は監視カメラのモニターに怪しい人影が映ったことに気がつく。その人影こそ、機動隊員に扮した梁嘉駒だった。林に逃げ込んだ嘉駒を鄭北、趙暁光、顧一燃の3人が追う。

第31話

麻薬組織の構成員は、小馬のみが雪天使の配合を知っていると供述する。拘留された梁嘉駒が意識を取り戻し、鄭北は尋問を始めるが、姜小海との関係を問われた梁嘉駒は自分も子供の頃に鄭北と会ったことがあると言い出す。

第32話

真の"小馬"から鄭北に勝利宣言の電話がかかってくる。特捜班は保管倉庫にいるはずの顧一燃と連絡が取れないことから、李文龍が、押収していた薬物と共に一燃を連れ去ったと推測する。そんな中、鄭北の電話が鳴り・・・。

『雪迷宮~俺たちの凍結捜査ファイル~』に投稿された感想・評価

ぐり
4.7
0
名作。張芸謀プロデュース、吕行監督(「バーニング・アイス」)。1990年代の中国の東北地方を舞台にした麻薬捜査物。主演は黄景瑜。刑事ドラマの出演経験が豊富なので、刑事隊長役がよく似合う。無線機や銃の扱いに手慣れ、アクションシーンにも余裕を感じるのは当然のことながら、化学研究者の顧一燃、事件参考人の姜小海、それぞれとの関係にブロマンスを想起させる演出が随所に見られるところ、「ハイロイン」出演経験のある黄景瑜を鄭北役に持って来た効果は大きいと思った。キャストに“張芸謀らしさ”を覚えるのは、映画俳優の章宇(姜小海役)の起用。映画撮影では短時間での勝負が求められるせいか、表現力の高さが頭抜けている。鄭北を慕い、人懐っこい笑顔を見せたかと思えば、借金の取立てでは、顔色一つ変えずに他人の指を詰める。表情の微細な変化に惹きつけられる。本作は、鄭北が、幼い頃に、誘拐犯から救ってくれた友人を見捨てて、死なせてしまった悔悟の気持ちに区切りをつけ、再生する物語でもあり、鄭北の再生に寄り添う顧一燃役の王子奇の好演も印象深い。
4.0
0
記録
3.6
0
かなり硬派な麻薬捜査班の話です
後半になるにつれ‥ハラハラが半端なく‥私の心臓は、かなりパクパクでしたけど、最後が気になって、一気に完走しましたぁ😮‍💨
スリル系が好きな人には面白いと思います😅