りた

deleのりたのレビュー・感想・評価

dele(2018年製作のドラマ)
4.2
めちゃめちゃ面白かった。好きなドラマ!!
本多孝好が原作なのを見て納得。切なさとほっこりのバランスが絶妙。
missingとかmomentとかとても好きなので原作も絶対好きだなぁ。読みたい。

菅田将暉と山田孝之、最高のタッグだった。
菅田将暉は帝一の國くらいでしか見たことなかったけどこんなにイケメンだったのか!という再発見。
人の良さそうな雰囲気とたまに見せるキレモードのギャップがさいっこう…。
最終話で来てたダイダイのTシャツ可愛かったな〜。全体的にオーバーサイズの服がよく似合ってた!!可愛いかっこいい。
山田孝之はキャラクターの冷静さと正義感がまんま役に出ててすごかった。
コミュニケーション能力とITスキルという別ベクトルに秀でた2人の相性の良さ。祐太郎ほどのコミュニケーション能力はその名の通りもはや能力。みなある程度のコミュ力は持ってるけど、祐太郎は複数の選択肢の中から瞬時に最も最適解を導ける。それにより何度も窮地を脱する。それは学習じゃなくて経験を通して培ったものだなぁと。一方で圭のスキルは学習をベースに経験を通して磨き上げられたもので。得手不得手とはこういうことかと。
とにかくいい役だった〜!

ほっこりな5話とイヤミスな7話もすっごく印象深かったけど、最終話が特に良かったな。

無かったことがあったことになる。あった事が無かったことになる。それができる力を権力という。
記録は消せても記憶は消せない。

この台詞がめちゃめちゃ印象的。
復讐って過去のために今を生きること。誰かを恨みながら生きること。祐太郎の最後のもう誰も恨まなくていい。というセリフで救われた。

良いドラマだった!続編してほしい〜!!
りた

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