悪霊病棟の5の情報・感想・評価

エピソード05
纏わりつく幽鬼
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真世紀

真世紀

今回は前回ラストでヒロイン夏帆の前に変わり果てた姿で運び込まれた親友。三日前に時を巻き戻しての彼女に何が起こっていたか回。 親友が病院にまつわる取材で得た証言、半世紀前にもお化け屋敷と噂されていた旧病棟、御祓が行われ、最上階に悪霊を封じる隠し部屋が設けられたという噂に小学生時分に入院中、その階へ行ってみたら当時の院長に止められたという経験を語る老婦人。その取材の後から彼女のスマホに「さえこ」と名乗る相手から「ひさしぶり」とだけのショートメールが入り始める。中学時代に死んだ子ぐらいしかその名前には覚えがないのに。 そして、病院ナースからも取材の申し込みが。そのナースは二週間前、夏帆演じるヒロインが赴任してから老患者の様態急変も含め、怪異が続くと涙ながらに訴える。一人オフィスで彼女の証言映像を繰り返しみていた親友は映像の一部が初見時と変化していることに気付く。 そして、帰路につこうとした彼女のスマホにまたも「さえこ」のメッセージ「今、三階」。往年のリカちゃん電話の「私、リカちゃん。今、○○にいるの」と徐々に近付いてきて最後に「私、リカちゃん。今、あなたの後ろにいるの」で終わる現代の古典怪談を思わせる展開。 夏帆のヒロインと院長息子の悪夢共有についても前話の場面をリピート。どうやら、悪夢に登場する水辺の白衣の女、口の中には黒い歯が怨霊の模様であります。そして、運び込まれた親友という前話の最終パートに。今回は前話ラストでの到着後に目にした変わり果てた姿のさらに先も。 このヒロイン目線での進行後に実は老患者や親友というサブキャラ目線ではこんなこと起きていてと時系列を遡るストーリーテリング、毎日続けて数話視てると正直、まどろっこしい(爆)。まあ、そりゃ、本来は毎週一話ずつ視聴を前提に放映されてたんだろうけどさぁ。 さておき、ヒロイン夏帆の位置付け、自分では意識していないけれど能力が発揮されているキャリーの霊能力版なのかね、という折り返し地点での感想でした。
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