みほみほ

SUPERNATURAL Ⅶ<セブンス・シーズン>のみほみほのレビュー・感想・評価

4.2
🪽🪽
今シーズンは「カスティエルの暴走」から始まり、序盤から中盤までが猛烈に楽しくて、終盤がやや停滞する感覚だったので観終わるスピードが少し遅くなってしまった。(同時進行でダムド・ファイルも観てたのもあるけど💦)

リバイアサンが水面下で何かしてるのは匂わせつつも、途中からパッタリ登場しなくなるので、体感としては普通に狩りしてるエピソードが多め。それが好きな人にはいいけど、私はもう少し絡めて欲しかった。

23話もあれば間延びしてしまうのは仕方ないけど、危険な情事、ピエロ、悪魔、小道具の話あたりはちょっと停滞してしまった。(シーズン1なら面白かったけど、そういう世界線じゃなくなってるので劇的な展開を求めてしまうのかな🥲)

でも流石なのは、そうやって通常の狩りを流すことで油断させておいて、突然待ちわびた展開を持ってくるところ。「最強の敵」「死の扉」で打ちのめされ号泣し、スーパーナチュラルなら蘇生や蘇りなど容易でしょ!と思う気持ちすら抜ける喪失感を味わった後の不意打ちには声出して泣いた。

特に良かったエピソード↓

カスティエルの暴走
指名手配犯サム&ディーン
サイキック・タウン
最強の敵
死の扉
時を超える殺人者
癒しの力を持つ男
日本から来た呪いの酒
幽霊屋敷
ハッカーの女

1話1話のクオリティは高いし、「アンタッチャブル」皮肉りつつ楽しめるまさかのエピソードもあったし、日本酒を題材にしたものもあり尽きないネタの数々楽しめた。
貞子と伽椰子を掛け合わせたような雑な白塗りメイクの日本酒の精霊おもろかった🤣日本人役字幕切り替えしたらカタコトだったけど、アメリカだと大抵そうなるし、日本人にああいう精霊の存在をポピュラーに認知してる感がぶっ飛んでてウケた…笑

そしてガースが可愛いんじゃ!!!

自分はボビー関連のエピソードに関しては、全てに ⭐︎5.0つけたいくらいの熱いお気持ちと没入感なんだけど、肝心なリバイアサン関連が凄そうな陰謀な割にお粗末に感じたのと、キャスやボビーがいない間の空白が長く感じてしまったのもあり、スコアは無難な感じになりました。

もう最終話の これまでの道のりと主題歌流れてるだけで泣いてるし、正反対なあの兄弟のぶつかり合いも大好きだし、ディーンの弱さもサムの弱みも含めて 面倒な時もあるけど、なんだかんだ話を繋げるのが上手くてずっと観ていられるのが凄い。何回仲違いすんだよ!めんどくせー!って時も多いけど、なんだかんだ弱ってる時のディーンがいいな。

元々サム好きで サムの芯のある強さが良かったけど、ディーンが見せる弱さと真っ直ぐさが深みが出てきて、地獄生還時よりも良くなってきた。

私はずっと吹替で観てるけど、たまに皆の声普通に聴きたくて字幕にすると声質がかっこよくて驚くし、字幕だともう少しディーンがカリスマ的に見えて(東地さんだとおちゃらけイメージ寄りになるから)、ディーンのファンになりそうって思った。

リバイヤさんかと思ったら、リバイアサンなのね。吹替だとリバイヤさんに聞こえて、字幕で表記見て知りました。

フランクの吹替、屋良有作で楽しかったから残念だったな……クラウリーも今後降板するってどこかで見かけたけど、声は江原正士で変わらずにいて欲しい。

残念ながらボビーの吹替は次シーズンからは別のお方。節さんお疲れ様でした。ボビーと重なって寂しいよ😢もっと声聴きたいのに…節さんのボビー、頑固親父で根っこは優しくて、2人の息子を本当の息子のように大切に思ってて大好きだ。

シーズン8ではキャスに期待。またボビーにも再会出来ますように。(スーパーナチュラルなら異界と繋がるの容易だから、なんとかなるから前向きに!!!)

U-NEXTにて吹替。
みほみほ

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