めっちゃ良かったし、凄いドラマシリーズだった…
正直辛すぎてリタイアしそうになったけど、見るべき作品だと思った
毎話映画のようで、1話ごとの内容の濃さとクオリティに驚きの連続だった
ワンシーンワンシーン目に焼き付いて離れない…いや離れてくれないが正しいかも
価値観が変わるという感想の理由がわかった
毎話最初にこの戦争を経験したおじいちゃんたちの話から始まるんだけど、そのお話を聞いてるだけでその回の結末が大体どうなるか予想できるからより悲しい…
今はこんなに楽しそうなのに…って思いながら見るから悲しすぎて涙が止まらない
私は特に6話の衛生兵の話がもう耐えられなかった
助けたいのに両手からこぼれ落ちていく命と、衛生兵だからという理由で前線には行かせてもらえない虚しさ
仲間を救ってあげたいのに、身近な人を護りたいのに、全て粉々にされる事にだんだんと希望を見出せなくなっていくのかとても辛かった
マカヴォイが出ていた4話もかなり精神にきた
補充兵が来ても仲良くならないようにする先輩達の理由が本当に悲しい…
過酷さが増していく戦いにだんだん彼らの目から希望と正気が消えていく…生き残れてもそれはボーナスタイムの様なものだという考えに悲しくて悔しくて涙が出た
終戦が近づくにつれ、生きて帰れるかも？という希望が見えてくる
だから死にたくないという思いが次第に強くなっていく…
激戦を生き抜いてきた仲間との絆、兵士たち個人の話、色んな事を10話かけて見てきたから、ラストは画面がぼやける程涙を堪えるのに必死だった
戦争の悲しさだけじゃなくて、兵士達の話は面白いし、ウィンターズの人の良さに感動したり、マカヴォイやファスさん達のかわいさに癒され、使えない隊長に苛立ちを覚えたり！
色んな感情が湧き起こり、それぞれのテーマで色々なことを考えさせられた凄い作品でした
