このレビューはネタバレを含みます
久しぶりの海外ドラマ。
すごい作品見つけちゃった。
ハッカーのジャンルが好きなので、
なんとなく観てみたら、
あっという間にハマり、
結局1シーズンを1日で観終わった。
ラミ・マレックの大きな目に
心の奥底まで見抜かれてしまいそうだし、
アノニマスのようなマスクを被っていても、
目力がすごい。
【全体】
思考が読めないポーカーフェイスと、
疑い深く、的確に本質を見抜き、
他人を見下してる心の声、
対人恐怖症ゆえの素っ気なく見える行動の
全てが独特な雰囲気を出していた。
【内容】
①ただの愉快犯のハッキングストーリーではなく
彼らなりの正義を持って目的を果たす。
②エリオットの周りの人のストーリーも
展開が気になるような内容で飽きない。
③登場人物は少ないわけではないが、
混乱することなく、進んでいく。
この3つが特にハマった理由だと思う。
他には、
・薬物中毒に陥るエリオット
・タイレル中心の話が面白い
(夫婦関係や、昇進への固執など)
など、挙げるとキリがないくらい
色んな要素を詰め込んだドラマで、
こんなに楽しめるS1だけど、
この後のシリーズでもっと深みに
ハマるんだろうなと期待ができた。
*
【衝撃】
なんとなく感じていた違和感が、
突然繋ぎ合わさり始めるシーンは、
自分が知らない事実を知った時の恐怖と、
後ろから鈍器で頭を殴られたような
衝撃を味わった。
(メメントのように)
→ダーリーンが妹だった時の衝撃がすごい。
いきなりエリオットがカメラ目線になり、
カメラを落とすなど、
「第4の壁」とも少し違うような
あの演出が忘れられない。
他にも気づいていないことが
あるかもしれないけど
私が気になっていた点と、結果。
↓
①エリオットと、ダーリーンだけが
ミスターロボットと会話できる。
②ミスターロボットの服がずっと同じで
汚れたまま。
③ゲームセンターで
よくポップコーンを食べている
→ミスターロボットの正体は
エリオットとダーリーンの父親
ミスターロボットと、エリオットは
他の人からどう見えているのかも
最終的にわかったし、
ミスターロボットの狂人じみた行動は
ちゃんとエリオットが受け継いでるね。
*