ひっくりかえす

JIN -仁- 完結編のひっくりかえすのネタバレレビュー・内容・結末

JIN -仁- 完結編(2011年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

「未来より咲さんと一緒にいたい」と南方仁がいうシーンで急激に南方仁が嫌いになり、以後あまり話が入ってこなかったのですが南方仁以外は基本的に大好きでした(咲さんもちょっと……だった)
"より"って比較する表現もだし、別れてすらいない相手がいる中寄り添ってくれたからって目の前の女にうつつを抜かすって……せめて心の中で思うに留めておけばいいのに告白してんのが気持ち悪い。人として無い。以後の咲さんにデレデレしてる南方仁もめちゃくちゃ無理、気持ち悪すぎる。
1話で「歴史を変えられるなんて思い上がり」と言われてるのに「歴史の修正力(まずこれがなんだよ)に負けたくない!」とか延々言ってるし、咲も南方仁もずっと自分本位。でもでもどうせどうせって言ってる医者に診てもらいたくないです。失敗しそうで怖いわ。
最終回もずっと未来と咲の間でどっちつかずで嫌。世界線Aの未来さんの手術失敗した件はもういいんですか。十字架を背負って生きてくれよ。なに他の女に鼻の下伸ばしてんだよ。


他のキャラは恭太郎、福田先生、野風さん、東修介の"ままならない"人たちを見ていると苦しくて愛おしくて……
それから、坂本龍馬のまっすぐで熱くて人を惹きつけるあの引力はすごいですね。内野さんが龍馬をやってくださって大変よかったです。

話としてはよくできていたと思うんですが私の倫理観にめちゃくちゃ引っかかってそこだけ冷めた目で見てました うーん