DVDを購入するか迷っている中、無料配信があったので一気見しました。
リアタイの時、仕事が忙しかったというのもあったけれども、それよりも内容がイライラ、ヒリヒリして飛び飛びだったしあまり真剣に観ていなかった。
春馬くんの作品を振り返りたくて、今回一気見をしたけれども、前半5話まではイライラが本当に止まらなくて。
何度か見るのをやめようかと思った。
バックボーンを言い訳にして、好きを拗らせて好きな人の周辺をめちゃくちゃにしていくひかりには怒りを覚えた。
ひかりと、修二にかき乱される夏実ちゃんは可哀想で、だけど気丈に振る舞っているのが健気で心がひりついた。
こんな男、こっちから願い下げにしたいのに、それでも好きだから苦しむんだよね。
修二!本当にこのバカちんが!
優柔不断で、夏実ちゃんのこともひかりのことも傷つける。
周りのことを考えているようで、優しいようで本当は自分のことしか考えていない、そんな修二に腹が立つ。
誰にでも優しい人は大事な人を傷つけることもあるんだよ。
けれども、自業自得とも言えるトラブルに向き合うことで成長していく修二と、側にいる夏実の演技は素晴らしかったな。
こんなに嫌な気持ちにさせられるのは、演技力が高い証拠だと思った。
そして何気なく重たい大切なことを私たちに教えてくれる名言がたくさんあったように思う。
終始イライラさせられたけど、エンドロールはとても美しくて素敵だったな。