Kaz

坂の上の雲 第2部のKazのレビュー・感想・評価

坂の上の雲 第2部(2010年製作のドラマ)
4.0
日本はいつもギリギリ、余裕のあるスマートな時代が本当に少ないと思う。
この時代もやはり国民はとても貧しく、政府は開国から30年で大国を相手に勝算のない戦争をはじめる。
印象的だったのは伊藤博文総理で、幕末の大国の印象を捨てられず、臆病ともとれる手腕を振るう。一方でひとたびOKが出ると強引なやり口で物事を進める将校たち。それぞれの駆け引きや登場人物の心の葛藤の描写が目を引いた。
繰り返すが配役がとても良く、物語に吸い込まれてしまった。
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